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業界の最近のブログ記事

高齢者講習

妻の父上が初めて高齢者講習を受講した日の夜、

わざわざその様子を電話で知らせてきた。

よほど面白かったらしい。

「まるでコントを見ているようだった」と言う。

 

ある90歳の男性は、センターラインをまたいで道路の真ん中を堂々と走行しながら、

「島じゃあ、免許がなかったら生きていけんのんじゃあ」

と叫んでいたそうだ。

 

ある高齢者は合図がまだなのに一心不乱に検査結果を記入していて、

係員に「まだですよぉ」と注意されたという。

 

ある高齢者は、ロビーでタバコをふかしていた茶髪の若い女性に近づき、こう言ったそうだ。

「あんたあ、こげなところで、なにしょうるんね」。

女性はただ横目で高齢者を睨んでいたと言う。

自動車学校で若い女性が何をしに来ているかって・・・。

免許を取りに来てるに決まっている。

 

しかし、ふと思った。

高齢者と若者だけが一堂に会する場、

そんな場所は今の日本では自動車学校しかないのではないか?

そして、その場ではコントのような"暴走"や"ニアミス"が起こる。

 

ひょっとして、そこはディズニーランドよりも楽しいかもしれない。

ああ、行ってみたい。

無性に。

高齢者講習。

 

ds-ccs (2008年11月19日 20:24) | 個別ページ

計算

世の中には計算が苦手な人がいる。

しかも、足し算ができない人が意外に多い。

1+1=??

といった計算はできるのだけれども、

1+1+1+1+1+1+1+1+1=??

という長い足し算になると、頭から計算をしない人がいる。

かと思えば一方で、

1+1=2より多く計算しようとする人がいる。

困った人たちだ。

 

微分積分などできなくてもよいが、足し算や引き算ができなければ不幸になる。

そのことを誰でもいいから、教えてあげて欲しいと思う。

しかし、残念ながら教える人はいない。

教えても聞く耳を持たないのだろうけれど・・・。

 

ds-ccs (2008年11月 1日 23:12) | 個別ページ

どんより2

以前、どんよりしていた教習所に久しぶりに行った。

やはりどんよりしていた。

どんよりしたまま帰るのもどうかと思い、

30代のバツイチの女性が結婚相手を見つけるための戦略について話をしてみた。

 

「いくら合コンに出ても、ろくな男しかいませんよね」

と言うと、みんなにたにた笑っている。

「彼女のいる男性を狙った方がいいでしょう」

と言うと、みんなうんうん頷いている。

「教習所も戦略がなければ大変な時代なのです」

と言うと、またどんよりとした雰囲気になった。

 

時間になったので、「では終わります」と言うと、みんな部屋から出て行ってしまった。

窓から空を見上げると、秋の青空にどんよりとしたうすい雲がかかっていた。

 

ds-ccs (2008年10月22日 20:45) | 個別ページ

小手先

少し前のこと。

電車に乗ってふと見上げると、教習所の広告が目にとまった。

いわゆる車内吊り広告である。

おやおやと思って、その教習所の広告を眺めていたら、その後方にも同じポスターが見える。

そして、その後ろにも、そのまた後ろにも同じポスターが吊り下がっている。

なんとその車両すべての掲示箇所に同じポスターが吊ってあった。

私は「これはお金がかかっているなあ」と思いながら、もう一度、そのポスターに目を凝らしてみた。

緑に囲まれた美しい環境の中にある、というキャッチコピーからすると、それがこの教習所の一番の売りらしい。

たしかに写真を見ると、たくさんの木々の中に校舎が写っている。

私はしばらくそのポスターを見ながら、ふとこんなことを思った。

 

「生徒がかなり減っているのかもなあ」。

 

もっと前のこと。

私が外出先から帰って家のポストを開けてみたら、大き目のビニール袋が入っていた。

中にはチラシとポケットティッシュまで入っている。

いわゆる、投げ込み型のポスティングである。

何のチラシだろうと見てみたら、教習所のものだった。

チラシには、「親切、ていねい」と書かれてある。

私は「ウチに入れても仕方ないのに」と、しばらくそのチラシを見ていたが、すぐにこう思った。

 

「生徒がかなり減っているのかもなあ」。

 

ds-ccs (2008年9月 4日 14:07) | 個別ページ

世間ズレ

ご支援先の経営者があきれた顔でこんな話をしてくれた。

その経営者の知り合いが、子供が通う小学校のPTAの会合に参加した時の話。

その会合には、ある教習所の社長も参加していたと言う。

そして、その社長はいきなり初対面の他の親にこんなことをお願いしてまわったそうだ。

 

「10年経ったら、ウチの教習所で免許取ってくださいね。〇万円安くしますから」

 

その社長は、初めての会合で名刺交換もしない内から、売込みを始めたらしい。

高校ならまだわからなくもないが、相手は小学生である。

その場にいた親たちは全員、開いた口がふさがらなかったそうだ。

空気が読めないどころではない。

なんてずうずうしい。

なんて厚かましい。

 

経営者がやれやれと思って聞いていたら、その知り合いの方はさらに別のPTAでも同じような話を聞いたと言うのである。

やはり、別の教習所の経営者が小学生の親に対して売り込みをしていたと。

 

「社長、この業界って、一体どうなっているんですか?」

そう言われて経営者は、恥ずかしいやら、情けないやらで、何とも憂鬱な気分になったそうである。

 

少子化や免許離れといった厳しい環境で淘汰が進む業界。

それよりも、私利私欲から自滅する教習所の方が多いのではないか。

ふと、そんな気がした。

ds-ccs (2008年8月31日 20:37) | 個別ページ

オチ

最近、よくマンガの原稿を描いている。

交通安全がテーマの4コママンガである。

4コママンガは、たった4つのコマで決着を付けなければいけないので、原稿を考える時は、異常なほど集中し、興奮する。

特に、大事にしているのが「オチ」だ。

オチがつまらない4コママンガを読んだ時、それは寒々とした気持ちになる。

 

ずっと以前、ある教習所で指導員さんが考えた4コママンガを読んだ。

内容は覚えていないが、オチだけははっきりと覚えている。

それは「うひゃー、だったらボクもすぐに入校しなくちゃ」といったオチだった。

それは身の毛もよだつ程、身勝手で空虚なものだった。

 

何も爆笑を誘う必要はない。

ぷ。

こんな反応で十分だ。

ほんのちょっとだけ読んだ人が笑顔になればそれでいい。

 

しかし、テーマは交通安全である。

今日のこの文章同様、オチに苦しんでいるところである。

 

 

ds-ccs (2008年8月27日 23:11) | 個別ページ

三択

先日の日曜日、3つの教習所にお客を装って電話を掛けてみた。

「あのお、ウチの子供(大学生・数日前に帰省)に夏休みに免許を取らせたいんですけど、最短でいつ頃取れますか?」

 

A校の対応:感じのよい男性(幹部?)の声

「短期コースはありますが、予約の取り方次第でご利用いただけるかもしれません。今日は臨時営業日で、受付がいないものですから詳しいことは明日以降でないとわかりません。何でしたら今日お宅におうかがいしましょうか?」

 

B校の対応:感じのよい、説明もわかりやすい若い女性の声

「当校は担当制ですので、短期コースで約1ヶ月かかります。ただ、今は混み合っていますので、短期コースをご希望の場合は、お子さんのご都合をお聞きして教習スケジュールを作ってみなければ何とも言えません。(「一度来てみなければいけないということですか」と聞くと・・・)そうですね」

 

C校の対応:いかにも頼りなさげな新人風の女性の声

「あ、え?短期コースですか?は、はい。大丈夫です。13日・・・いやに、2週間で卒業可能です。水曜日に入校していただければ、○○日が卒業予定日になります。(不安になって、「本当に大丈夫でしょうか?」と聞くと・・・)えへへ。だ、大丈夫です」

 

さて、あなたならどこの教習所を選ぶだろうか?

 

ds-ccs (2008年8月18日 17:26) | 個別ページ

情けない

ある経営者から「"免許○○"というあっせん業者のサイトを見てください」と電話が掛かってきた。

すぐに、ネットで検索してみたところ、教習料金が異常に安いことに気が付いた。

合宿ならまだしも、通学料金である。

おかしいと思って、さらに詳しく見ていったら、すぐに安い理由がわかった。

検定料などの諸費用3万円以上が「別途料金」となっていたのだ。

 

明らかに公正競争規約に反している。

しかも、この業者のサイトの中で頻繁に使われているキャッチコピーを見て、眉をひそめた。

「直接、教習所の窓口で申し込むよりも最大で○万円お得です」

なんて、魅力的なキャッチコピーなのだろう。

でも、本当なのだろうか。

そこで、この業者と契約しているある関係先の教習所の料金と比較してみた。

すると、確かに「通常価格」においてはそれくらいの価格差は認められた。

だから、うそではない。

ところが、現在実施中の「学生キャンペーン料金」との比較では、反対に直接申し込みの方が安いことがわかった。

聞けば、この業者からの送客が急増しているという。

「窓口よりも安い」というキャッチと、規約違反の料金表示。

お客も教習所も見事にこの業者の術中に嵌っているのだ。

結果、お客は高い料金を払わされて、教習所は何万円もの手数料を払わされる。

こんな馬鹿な話はない。

巧妙なことに、ネットで教習所名を検索すると、スポンサーサイトの一番上にその業者のサイトが表示される。

そこをクリックすると、「直接申し込むより安い」というキャッチコピーと、諸費用を除いた異様に安い料金が現れる。

お客はここで、魅力を感じながらもすぐには申し込まない。

「損をしたくない」という心理から、ほぼ間違いなく、その教習所のホームページを見る。

そして料金を調べる。

そして、パッと見の料金を比較したときに、安いのは当然業者の料金だ。

ここで、詳細に調べるお客がどれくらいいるだろう。

ホームページのデザインがダサければ、なおのこと業者に流れるだろう。

勝負あり。

その業者からの送客が増える理由(わけ)である。

 

問題は、こうしたやり口を教習所サイドが知っているかどうかだ。

知っていたらすぐにでも規約に基づいた料金表示に即刻直すよう、行動を起こすべきだ。

検索結果のところでキャンペーン料金をしっかりPRすべきだ。

もしも知らないとしたら、あまりに情けない。

「お客が減っている中で、たくさん送ってくれてありがとう」などと思っている教習所があるとしたら、輪を掛けて情けない。

でも、まさか・・・

いくらなんでも、そんなことはない。

そんなに情けない教習所などあるはずがない。

・・・・・・・・・・

どなたか、「そうだ」と言ってください。

お願いです。

ds-ccs (2008年7月25日 15:32) | 個別ページ

他校視察

以前、ある教習所に他県の教習所から視察がやって来た。

経営者は笑顔でこう言った。

「何でも聞いてください。すべてお見せしますので」。

視察の代表者はたいへんご機嫌の様子だった。

だが、経営者が案内役の幹部にそっと耳打ちしたのを私は見ていた。

経営者はこう言った。

「2階の会議室だけは絶対に見せてはいけないよ」

 

別の経営者は、私にこんな話をしてくれた。

「県内の教習所が、視察を兼ねてウチで会合を開きたいというので仕方なく引き受けましたが、会合の前日に校内の掲示物を全部はがしておきました」。

 

ふたりの経営者をあなたはどう思うだろうか?

セコイと思うだろうか?

私は、ごく当たり前のことだと思う。

本当に重要な情報やノウハウを、手土産ひとつですべてオープンにするなど通常はありえない。

 

そんな中で、校内を見たり、写真を撮ったり、話を聞いたりしても、気晴らし以外ほとんど意味などない。

それに、どうも視察はタダだと思っている人が多いらしい。

タダで手に入るものの価値など知れたものだ。

「いやあ、今日はたいへん参考になりました」って・・・・・・本当なのかな?

 

お金と時間を浪費して他校を視察することよりもはるかに大切なことがある。

自分の教習所の社員と、それからお客様の動きを観察することである。

これこそ「宝の山」である。

しかも、タダで、いくらでもできるし。

ds-ccs (2008年6月11日 23:57) | 個別ページ

2008 春の大地震

ある経営者の方が集計した、いくつかの府県の今年の1月から3月までの普通車入校生総数のデータを見ると、1割近く減少しているところが少なくない。

3%ではない。10%である。

少子化だけでなない。免許離れである。

その経営者が言うには、この事実を知らない教習所が多いのではないかということであった。

「タイヘンだ」と言いながら、まわりの教習所が同じように減っていればそれで安心しているような気配さえあるという。

地震の後には、津波がくる。

高台にいかないと飲み込まれてしまう。

高台に行くということは、どういうことか。

それは、これまでの「常識」を捨てるということに他ならない。

 

※「春の大地震」については、実践!入校生アップニュースレター7月号に書く予定です。

 

ds-ccs (2008年6月 8日 10:54) | 個別ページ