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風景の最近のブログ記事

4階で乗ってきたカップル

あるホテルにチェックインした私は、

エレベータに乗って、部屋がある5階のボタンを押した。

 

しばらくしてドアが開いた。

そこにはひと組の若いカップルが立っていた。

 

私は5階だと思い、反射的に降りた。

カップルは私が降りたエレベータに乗って、ドアが閉まった。

 

ありゃ。

5階だと思ったそこは、4階であった。

 

私は、すぐに△ボタンを押し、

やってきたエレベータに乗った。

 

5階に着いて、ドアが開いた。

 

そこには、また誰かが立っていた。

なんと、さっきのカップルである。

 

私が降りると、カップルが乗り込んてきた。

さっきと全く同じシーンが繰り返された。

 

すれ違いざま、男性が「ふふ」と笑った。

私も、苦笑した。

 

私は4階で間違えて降りた。

カップルは下に降りるはずが、

これまた間違えて5階に行くエレベータに乗ってしまった。

 

私は、5階に行くために乗り直したが、

カップルもまた、5階で乗り直して下に降りた。

 

日常、ふとした偶然で起こる、

こんな何気ない笑いが、私は好きだ。

 

ds-ccs (2010年7月20日 17:34) | 個別ページ

愛と憎しみの果て

妻の実家にはミーというメス猫がいる。

ミーは元野良猫である。

 

モグラやネズミやスズメを捕獲しては、

バラバラにするという習性があるものの、

気ままに平和に暮らしていた。

 

ところが、近所にニャン太というオス猫がやってきた。

やはり野良猫だったが、斜め向かいの家で飼われ始めた。

 

ミーは、このニャン太にちょっかいを出し始めた。

縄張りを守ろうとしたのだろう。

 

最初は、ミーの方がケンカをしても勝っていた。

しかし最近では、ニャン太の身体が大きくなり、

ケンカをしても歯が立たなくなった。

 

その内、ニャン太はどこかから彼女を連れてきた。

ほどなく、ニャン太の恋人は子供を身ごもった。

 

ミーは避妊しているので、

ニャン太の恋の相手にはならなかったのである。

 

ところが、このメス猫の妊娠を知ったニャン太の飼い主が、

あろうことか、メス猫をどこかに捨ててきてしまった。

 

恋人がいなくなったことに気付いたニャン太は、

その怒りをミーにぶつけるようになった。

 

ニャン太はミーを追いかけ回した。

恋人を返せとばかりに。

 

そしてある時、ミーは2階の屋根から転げ落ちた。

 

ケガはなかったものの、

それ以来、ミーは家から出なくなった。

 

ニャン太は、恋人を求めて鳴くようになった。

 

動物が不幸に見舞われる原因は、すべて人間にある。

 

連日、雨が降り続く中、

ニャン太の恋人は身重のまま、

いったいどこでどうしているのだろう。

 

ds-ccs (2010年7月12日 22:35) | 個別ページ

何が欠けているのだろう?

ある国では、免許を取る費用がおよそ1800円だと言う。

18万円でも、18,000円でもない、1800円である。

 

実技試験は、ぐるっと1周無事に運転できたら合格なのだそうだ。

いいのか、それで?

 

その国で実際に運転してみたら、

とんでもなく、みんな運転が下手だった。

 

お店の駐車場に車を停める様子など、

とても見ていられない。

 

しかし、日本と決定的に違う点がある。

ドライバーがみんな、やさしい。

 

日本だと、広い道路から右にあるお店に入ろうとすると、

車が途絶えない限り、右折は難しい。

また、信号のない横断歩道でも、なかなか停まってくれない。

 

ところが、その国では、すぐに車が停まってくれる。

びっくりするほど、すんなりと行かせてくれるのである。

 

あんまり気持ちがよいので、こっちも譲りたくなってしまう。

 

いったい、何が違うのだろう。

そして、この国では何が欠けているのだろう?

 

わかる人、手を挙げて。

 

ds-ccs (2010年7月 6日 22:10) | 個別ページ

フォークボールの握り方

フォーク.jpg
ds-ccs (2010年5月21日 21:15) | 個別ページ

久しぶりに見た青空

卒業生訪問のマニュアルを作り終え、

あくびをしながら、窓からの景色を眺めた。

 

おお。

 

こんな鮮やかな景色を見たのは久しぶり。

ずっと天気悪かったし。

 

写真の左手には広島の街が広がり、

右手は大きなニュータウンが広がる。

 

その間に挟まれた正面の小さな林の中には、

タヌキが住んでいる。

 

なんだか、バランス、よくね?

眺めのいい部屋.jpg

ds-ccs (2010年4月25日 20:18) | 個別ページ

満開の桜並木にうっとりする

毛虫が発生しようが、

散った花びらの掃除が大変だろうが、

満開の桜は、すべての労苦を忘れさせてしまうほど美しい。

 

ある教習所の桜があまりに美しかったので、

妻に、「家の庭にも桜を植えようか?」と言ったら、

「絶対いや」と言った。

 

手入れが必要な草花を、妻は好まない。

ちなみに我が家ではその昔、サボテンを枯らしてしまった。

 

まてよ・・・手入れが要らない草花なんてあるっけ?

 

※ある教習所の前にある桜並木

桜並木.jpg

ds-ccs (2010年4月 7日 20:12) | 個別ページ

上野駅で運気は急降下した

上野駅で迷子になった。

 

乗り換えようとして、あるホームに降りたら、

発車までに15分くらいある。

 

携帯のネットで検索をしたところ、

あと5分で出る電車があることがわかった。

 

ホームから階段を駆け上がって、看板を探して進む。

あった。

 

ところが、矢印の方向は下りの長い階段になっていて、

先ほどのホームとは階が違うようであった。

 

不安になりつつも、その階段を降りて行った。

もう発車まで2分しかない。

 

ついたところは、まるでタイムスリップしたかのような、

古めかしく暗いホームであった。

 

目的の電車を探したが、なかなか見つからない。

異様に長い編成の電車が目的地に着くことがやっとわかった。

 

電車に乗り込んだのは、探し始めて20分以上経っていた。

同じ方向に行く同じ路線の電車がなぜ、違う階から出ているのか?

 

さっぱりわからない。

私は、上野駅で運気が急降下したような気がした。

 

電車の中で座っている人は少なく、

みな青ざめた顔をしているように見えた。

 

目的地に着いた時には雨が降り始めていた。

傘を持っていない私は、ホテルまで濡れながら歩くしかなかった。

 

上野駅には何かがある。

今度から時間はかかっても東京駅で乗り換えよう。

 

ds-ccs (2010年4月 6日 19:44) | 個別ページ

ストリートビューの真実

昨夜、妻の兄夫婦が尋ねてきた。

 

東京で長男が住んでいるアパートの契約更新に

第二保証人の印鑑がいるのだと言う。

 

もう、2年も住み続けていて、家賃の滞納があるわけではない。

どうやら不景気で、家賃が払えなくてトラブルになるケースが増えているそうだ。

 

東京は家賃も高いので、さぞ狭くて古いアパートに住んでいるのだろうと思い、

甥っ子はどんなところに住んでいるのかと義兄に聞いてみた。

 

「いや、わしらも行ったことがないけん知らんのよ」。

 

グーグルマップの航空写真では確認したそうだが、

屋上部分しか見えないので、アパートの外観まではわからない。

 

私は今朝、甥っ子がどんなアパートに住んでいるのか興味がわいたので、

ストリートビューで検索してみることにした。

 

画像に出てきたのは、いかにも古くて狭そうなアパートであった。

「おお、イメージ通りのアパートじゃ」。

 

そう思ってよく見たら、隣のアパートだった。

カメラの方向が反対を向いていたのである。

 

自分で見つけてきたという甥っ子のアパートは、

その何十倍もきれいな、築何年も経っていないような物件であった。

 

妻が言った。

「うそ!これって、マンションじゃない!」

 

兄夫婦が住んでいる広島のアパートよりも見栄えがいいではないか。

その兄夫婦は、仕事をしていない甥っ子の家賃も払っている。 

 

義兄はたぶんストリートビューのことを知らない。

 

とりあえず黙っておこう。

そう思った。

 

ds-ccs (2010年2月21日 11:31) | 個別ページ

大きな物音の張本人

突然、びっくりするくらいの

ガタガタという物音で目が覚めた。

 

まだ外が暗い早朝である。

 

妻も驚いて飛び起きた。

起き上って、あたりを見回すと、

妙な光景が目に飛び込んできたと言う。

 

当家のネコが、カーテンに爪を引っ掛けたまま、

ちゅうぶらりん状態になっていた。

 

ゆっくりと右に回転しては、今度は左に回転した。

ネコはニャンとも鳴かず、じっと揺れていたそうである。

 

繊細な性格なので、泣きわめいて、

寝ている我々に迷惑をかけたくなかったのかもしれない。

 

それとも、朝日を見るために、

ロッククライミングでもしていたのか。

 

いずれにしても迷惑なので、

今晩、爪を切ってやろう。

 

ds-ccs (2010年2月12日 18:32) | 個別ページ

インペリアルスイートルーム

東京のあるホテルで打ち合わせをした。

日頃利用することのない高級ホテルである。

 

しかも、打ち合わせ場所は、

最上階のインペリアルスイートルームと言う。

なんと、通常料金が1泊32万円もするそうだ。

 

さんじゅうにまんえん・・・

聞いた瞬間、悪寒が走った。

 

ただのスイートルームではなく、

スイートにインペリアルという冠まで拝してある。

 

先日泊まったスーパーホテルは1泊4,980円だった。

 

スーパーとインペリアルは、

どちらも「すげえ」という意味ではないのか。

なのに、値段は64倍も違う。

 

え?

比較する対象がおかしいって?

 

こんな部屋に入ったら

誰でもおかしくなるって。

インペリアルスイートルーム.jpg

ds-ccs (2010年1月25日 20:39) | 個別ページ