先日、同行していた指導員さんが交替する時間になったので、
あらかじめ待ち合わせに決めていたお店の駐車場に入った。
けっこう大きな店舗である。
壁にお店の名前と「くすり」という文字があったので、
私はその店がドラッグストアなのだと思った。
ひょっとして、R1ヨーグルトを売っているかもしれない。
そう思って、お店に入ってみることにした。
自動ドアを入るとすぐ左に陳列棚があり、
焼酎が置いてあった。
へえ、お酒も売っているのか。
そう思って、お店に入っていくと、
いろんなものが目に飛び込んできた。
衣類、傘、台所用品、雑貨、靴・・・
なんじゃ、この品揃え。
ぐるり見まわした最後に、薬の売り場があった。
たしかに、お店に入ってすぐのところに白衣を着たおじさんがいた。
でも、これ、ドラッグストアじゃない。
もしかして、ドラッグをやってる人のストアなのか。
私は、異様な売場の空気と、
おじさんの「いらっしゃい!」という不自然に大きな声に押され、
栄養ドリンクを買ってしまった。
おじさんはお釣りをくれる時、
「これは、医薬品ね」と言った。
もちろん、R1ヨーグルトはなかった。
お店を出て、「なんか不思議なお店でしたね」と指導員さんに言うと、
指導員さんはさらに驚くべきことを口にした。
「そうですよね。ここ、美術館もあるそうですよ」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・びじゅつかん?
思わず、今出てきた入口を振り返ると、
たしかに上の方に「〇〇美術館」と書いてある。
いったい何が展示してあるのだろう。
気にはなったが、どこかから
「絶対に入ってはいけないよ」という声が聞こえてきた。
地方に行くと面白い店があるなあ。

