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伝道師の最近のブログ記事

スキンヘッドにとまったもの

訪問した卒業生宅で、

出てきた父親を見て、正直ビビった。

 

こわい。

とてもこわい。

スキンヘッドじゃん。

 

いかにも土建屋さんの社長といった風格である。

 

(なんじゃ、おまえらは)

とでも言いたげな怪訝そうな顔が、

さらに我々をビビらせた。

 

指導員さんは娘さんの運転について聞きながら、

懸命に安全運転の話をした。

 

父親の表情が徐々に崩れてきた。

質問も出てきた。

 

頑張れ、指導員さん。

 

とその時、一匹のトンボが

父親のスキンベッドのてっぺんにピタリととまった。

 

おお。

 

そのとたん、父親は小パニックに陥った。

今にも泣きそうな顔で、必死にトンボを振り払っている。

 

う、くく。

 

思わず私は、吹き出しそうになった。

笑うな。

歯を食いしばって必死にこらえた。

 

笑っちゃいかん~。

 

ds-ccs (2010年7月19日 17:07) | 個別ページ

ズボンのポケットから名刺

ある自動車学校で卒業生訪問を実施した。

常識だと思うが、訪問には名刺が欠かせない。

 

しかし、この学校では訪問活動を約10年間実施していなかったこともあり、

指導員さんの中には名刺入れを持っていない人が多かった。

 

うーん、困ったな。

 

でもまあ、免許証入れが名刺入れの代わりにならなくもないので、

ま、いっかと思ってロープレを実施した。

 

ところが・・・

ある指導員さんが、名刺を出す段になって、

ズボンのポケットに手を入れて、何か引っ張り出そうとしている。

 

名刺であればすぐに取り出せるはずなのに、

何か、引っかかっていて、取り出せないでいる。

 

何だろうと思い、見ていたが、

指導員さんが取り出したものを見て、私は、ガチョーンと驚いた。

 

なんと、それは名刺が100枚入るプラスチックケースだった。

 

おいおいおいおいおいおいおいおい。

そんなものをポケットに入れるか、普通。

 

私は平身低頭で、

お願いですから、100円ショップで結構ですから、

名刺入れを買ってくださいね、とお願いをした。

 

いや、待てよ・・・

笑いを取るなら、いっそのことそれもアリかな?

 

ないわな。

 

ds-ccs (2010年7月18日 22:29) | 個別ページ

4つ笑顔の花が咲く

昨日に引き続き、卒業生のお宅に行った。

その卒業生(女の子)は、2年前の卒業生であった。

 

当時は高校生だったが、

今はもう就職して毎日車で通勤していると言う。

 

指導員さんが言った。

「なんか・・・感じが変わったね。

 きれいになっててびっくりした」。

 

女の子は照れていたが、

お世辞ではなさそうだった。

 

事故も違反もしていないと聞いて、

指導員さんはうれしそうだった。

 

「今日は、会えてよかったです」。

「ありがとうございました」。

 

卒業生と、

担当指導員さんと、

同行した指導員さんと、私と、

 

4つ笑顔の花が咲いた。

 

ds-ccs (2010年7月11日 22:22) | 個別ページ

名前が変わっても大丈夫?

卒業生のお宅に、ある書面を持って行った。

 

その書面には、卒業後のアフターサービスが明記されており、

女の子の卒業生の名前がフルネームで書かれてある。

 

父親はその書面をじっと見ていたが、ふとこんな質問をした。

「これは名前が変わっても使えるのか?」

 

指導員さんは、卒業生が結婚したのだと思って、父親に聞いた。

「え、〇〇さん、結婚されたんですか?」

 

ところが、父親はもごもごと口ごもっている。

 

指導員さんは再び聞いた。

「結婚されたんですか?」

 

父親は、言おうか言うまいか、困ったような顔をしてこう言った。

「式はあげてないが、籍だけ入れたんじゃ」。

 

指導員さんは言った。

「名前が変わっても、大丈夫ですよ!」

 

・・・。

ちょっとひやひやした。

 

ds-ccs (2010年7月10日 22:06) | 個別ページ

ストーカーと名乗る指導員

「おれはストーカーやけん」。

 

3年前に免許を取った卒業生に指導員が言った。

いつまでも交通安全の呼びかけをするよ、という意味である。

 

笑いを取るつもりで言ったのだと思う。

しかし、言われた女の子は言葉に困っていた。

 

なぜか?

その指導員さんの外見が、

ぴったりストーカーキャラだったからである。(どんなキャラだ)

 

ストーカーキャラの人に、私はストーカーだと言われると

人は張り付いた笑顔のまま沈黙する。

 

卒業生は、なにげにスルーしながら次の話題を求めている。

しかし、指導員は追い打ちを掛けるように言った。

 

「まあ、体のいいストーカーやね」。

 

ストーカーに体のいい悪いがあるかい。

私はうつむいて笑うしかなかった。

 

ds-ccs (2010年6月15日 16:43) | 個別ページ

「監視人」と恐れられる男

ある部長に同行した。

 

卒業生のお宅に行くと、

アポイントを取ったにもかかわらず留守であった。

 

部長は狼狽した。

「これって、ふ、不在になりますよね」

 

そりゃそうだ。

だが、帰ろうとした時に、庭の奥からおじいさんが出てこられた。

 

部長はとたんに元気になった。

 

おじいさんは奥でおばあさんとともに、

ピーマンの皮剥きの仕事をしていたのだった。

 

「不況でどこも大変です」という世間話をしていたら、

唐突に部長が私を指さしてこんなことを言った。

 

「私もこうして監視人をつけられているんです。

 きちんと仕事していなければ私の首も危ないんです。えへへへ」

 

こらこらこらこら。

誰が監視人じゃ。

 

どうせ言うのなら、もっとかっこよく、

「仕分人」とか言わんか。

 

しかし、おじいさんとおばあさんは、

私には目もくれず、ピーマンの皮を剥き続けていた。

ds-ccs (2010年6月14日 11:08) | 個別ページ

いい人を紹介してください

ある指導員さん(Kさん)と卒業生のお宅を訪問した。

 

ちょうど担当した二人の姉妹とおばあさんが在宅で、

全員が笑顔で迎えてくれた。

 

そのご家庭は訳あって、おばあさんが二人の孫娘を育てたそうである。

おばあさんと言っても、気丈さからか若々しい印象を受ける。

 

おばあさんは気さくな笑顔を振りまきながらこう言った。

「こっちが20歳で、こっちが18歳。

 どちらもいい子です。きれい好きだし料理もできるし。

 この子たちの相手はぜひKさんに見つけてもらわないと」。

 

Kさんは、

「いやあ、それは・・・」

と、困った顔でしきりに照れていた。

 

帰り間際、おばあさんは孫娘に、

「仏壇の前にある、あれもってこい」と言って、

栄養ドリンクを1ケースくれた。

 

1本ではなく1ケース(12本入り)である。

 

梅雨空の雨は強くなる一方だったが、

私は晴れやかな気分でその家を後にした。

 

ds-ccs (2010年6月13日 10:33) | 個別ページ

その指導員はマジシャン!?

ある自動車学校に、マジックを得意とする指導員さんがいる。

 

卒業生訪問に同行した指導員さんを交えての懇親会の席で、

そのマジシャン指導員の腕前を見せてもらった。

 

ネタは、カードとコインと割箸。

 

うそ。

すごい。

なんでそうなるの?

面白い。

楽しい。

わーい。

 

マジシャン指導員は涼しい顔で、

次々と繰り出すマジックで我々を煙に巻いていった。

 

私は子供のように彼のマジックに釘づけになった。

 

最後にマジシャン指導員は、こんなクイズを出した。

「A君がマラソン大会に出ました。

 4位の選手を抜いたのに、表彰台に上れませんでした。なぜでしょう?」

 

マジシャン指導員は涼しげな顔で言った。

「思い込ませ錯覚に陥らせるのがマジックです」。

 

かっちょええー!

いやホント、マジックで。

 

クイズの答えはCMのあとで。

 

ds-ccs (2010年5月16日 23:12) | 個別ページ

満開の桜と卒業生訪問

卒業生訪問に行った。

 

事前にレクチャーをしたけど、

指導員さんはみな「ほわーん」とした顔をしていた。

 

繁忙期が終わったばかりなので、それもやむを得ない。

 

「ほわーん」としたまま、

ツールも何も持たずに出かけた。

 

行く先々で、お母さん、おじいさん、おばあさんから

たくさんの「ありがとう」をもらった。

しかも、最高の笑顔で。

 

「うち、子供4人いるから、またお願いしますね」。

 

「ほわーん」としていた指導員さんの顔も、

すぐに満面笑顔になった。

 

あちこちで咲いている満開の桜のように、

キラキラと輝いて見えた。

 

ds-ccs (2010年4月 5日 23:52) | 個別ページ

記念すべき願書獲得日

ある自動車学校で女性指導員のAさんに同行した。

Aさんは訪問先の中に一件、願書をもらえるところがあると言った。

 

その家には、2年前から訪問をしているそうである。

 

交通安全の呼びかけをしながら訪問を重ねてきたが、

最初は「ウチはけっこうです」とすぐにインタホン越しに断られたと言う。

 

その母親の態度が急に変わったのが昨年末のこと。

 

向こうからいろいろと話をしてくれたことにAさんも驚いたそうだ。

そして、先日、先方から「入校したい」と電話がかかってきたと言う。

 

母親は、笑顔で迎えてくれ、すぐに願書を書いてくれた。

Aさんも終始笑顔で、冗談も出るほど打ち解けた雰囲気であった。

 

伝道師活動で大事なことは、コツコツの積み重ね。

 

2年かかってたどりついた願書獲得の記念すべき日に、

私も立ち会わせてもらった。

 

なんてラッキー。

そして、なんてハッピー。

 

ds-ccs (2010年2月27日 22:34) | 個別ページ