2011年11月アーカイブ
風邪による体調悪化で、急遽、広島に帰ることにした。
本来ならもう一泊して、明日の訪問に同行する予定であった。
しかし、咳による寝不足が続き、体力も落ちているように思えた。
妻に車で広島駅に来てもらい、
行きつけの病院に直行した。
診察の前に体温を計ったら、熱が出ていた。
やばい。
名前を呼ばれて診察室に入った。
と思ったら、間違えて倉庫に入っていた。
重症である。
私 「先生、久しぶりです。」
医師 「どしたん?」
私 「風邪です。咳が出て寝られません」
医師 「ふーん」
私 「明日からまた来月3日まで出張です。治してください」
医師 「あんた、いっつも、ひどうならんと来んね」
私 「〇〇県から帰ってきたんです。明日までいるのをわざわざ」
医師 「〇〇県の病院に行かずにウチに来てくれたのはうれしいわ」
先生はにやにや笑いながら、言った。
「点滴、打つじゃろ。30分コース」
妻は、この医師を「石田純一くずれ」と呼んでいる。
どこがどうくずれていようとも、治してくれれば文句はない。
以前も、崖っぷちのところを救ってもらった。
家に帰ったら、もう、何をする気力も残ってなかった。
明日、熱が下がり回復するのを祈るばかりである。
頼むぞ、石田純一くずれ。
いや、もう、石田純一そっくり先生。
妻が東京に行ってからの3日間、
ストイックな生活をしたことが幸いして、
体重がみるみる落ちてきた。
今日も朝からスーパーに行って、
納豆と厚焼き玉子ときんぴらごぼうを買ってきて、
自家製和定食を食べた。
これで妻が用意してくれたご飯はすべて無くなった。
食後に、残っていたパイナップルも食べてこれも完食。
昼食は抜いた。
そして、夜にまたまたまたまたカレー(うどん)を食べて、
見事にカレーも食べ切った。
さわやかな気分で、食器を洗った。
その後、妻を空港に迎えに行き、帰りの車の中で、
向こうで何を食べたのかを聞いてみた。
すると、フレンチのお店でコースを食べただの、
北欧のおいしいパンが食べられるレストランに行っただの、
聞いているだけで涎が出てきた。
家についたら、
妻がおみやげを買ってきたので食べようと言う。、
日本橋の有名などら焼きであった。
うお!
口に入れた瞬間、鳥肌が立った。
滅茶苦茶、美味しかった。
ま、舌がカレーに犯されていたからね。
仕方あんめえ。
どら焼きは全部で6個、賞味期限は明日。
落ちた体重が明日で復活するのは、間違いない。
朝、車で朝食を食べに行った。
納豆定食を頼んだ。
単品で焼き鮭も頼んだ。
なんだかとてもぜいたくな気がした。
家に帰ってすぐに、
パイナップルとヨーグルトを食べた。
昼はコーヒーとともに源氏パイを1個食べた。
そして夜。
カレーライスを食べた。
しかし・・・
カレーがまだ残っている。
ちょうど1人前。
明日。
妻を空港に迎えに行く時間は夜9時なので、
夜は何か食べなくてはいけない。
妻からは、修学旅行生が送ってよこすような、
東京タワーの画像が届いたのと、
「洗濯もの、取り込んどいて」という電話が一度だけあった。
きっと楽しいのだろう。
おいらは、明日もカレーだい。
ハヤシライス、カレー、カレーうどん、カレー、カレー。
カレー臭がしてきそうである。
今晩の夕食は珍しくカレーだった。
しかも、トマトカレーや野菜カレーといった
手の込んだものではなく、普通のカレーだった。
妻が言った。
「明日からカレー食べといてね。」
妻は明日からフラダンス仲間と東京に行く。
日程は2泊3日。
なので、私のために
今日カレーを作ってくれたのである。
しかし、明日、明後日とカレーを食べると、
3日連続でカレー、ということになる。
そう言えば昨日の夜は、
羽で空港でハヤシライスを食べた。
ハヤシ、カレー、カレー、カレーと、
似たような食べ物が4日続くことになる。
妻は言った。
「冷凍庫にうどんもあるから」。
おお。ということは、
ハヤシ、カレー、カレーうどん、カレーという流れになるのか。
さらに妻が言った。
「パイナップルも買っといたよ」。
よし。
好物のパイナップルさえあれば、
どんなサバイバルも乗り越えていける。
いってらっしゃい。
「今回は本当にお買得です!」
訪問先で指導員のA君が父親に言った。
免許で、お買得って・・・。
違和感のあるトークが、
つい口をついて出てくるには訳がある。
A君は、2年前まで「洋服の青〇」に勤めていたのである。
たぶん毎日のようにこんなセールストークを口にしていたのだろう。
「2着目が1000円です。本当にお買得ですよ!」
一度染みついたものは、なかなか消えないのである。
ところで、A君は訪問する前に、
電話でも父親にこんなことを言っていた。
「今回は本当にお買得ですから!」
その結果、父親は訪問したA君にこんなことを言った。
「・・・20万円になるの?」
「あ、いえ・・・えへへへへ」
父親の逆襲に思わずA君は言葉に詰まった。
別の訪問先でもお母さんからこう言われた。
「半額になるんですか?」
「あ、いえ・・・えへへへへ」
あおりすぎだっつーの。
あまりに事前期待を高めすぎてしまったのである。
お得な情報は、謙虚に伝える。
これ、サプライズを呼ぶ極意である。
その前に「お買得」を直そうよ。
ある自動車学校の研修で、こんな質問をしてみた。
「どんなにAT免許を勧めても、
MTを取ると言う人がいます。なぜでしょう?」
すると、ある指導員さんからこんな答が返ってきた。
「家にケットラがある人」。
ケットラ???
「・・・・・・ああ、軽トラのことですか?」
と言ったら、教室にさざ波のような笑いが起こった。
方言なのだろう。
そう言えば、県道のことを
「ケンドン」という地域があると聞いたことがある。
すると、
「軽トラで県道を走る」という言い方は、
「ケットラでケンドンを走る」になる。
なんだか楽しい乗り物で、
楽しいところを走っているようである。
何だかほっこりするなあ。
繁華街の歩道を歩いていたら、
通りかかったビルから、急に、
大音量のロック調の音楽が聞こえてきた。
それとともに、独特な匂いが鼻を突いた。
なんなんだ、このビルは?
どうやらお店のようである。
まるで洞窟のように暗くて、何のお店だかよくわからない。
待てよ・・・この店、記憶にある。
ひょっとして、アバクロか?
正解だった。
アメリカのカジュアル衣料店、アバクロ。
Tシャツ1枚がユニクロの10倍はする。
銀座にオープンしたのは知っていたが、
西日本にもお店があったとは知らなんだ。
この衣料品店には次のような特徴がある。
暗い。
うるさい。
変な匂いがする。
そして極めつけが、これ。
店頭に上半身裸で、
筋骨隆々のイケメン男性店員がいるのである。
わお!
やっぱりいた。
ジーンズをはいて上半身裸のイケメン外国人が、
お店の入り口でお客と話をしている。
まさに五感に訴える店づくりである。
暗くて、うるさくて、高くて、変な匂いはするが、
かっこいい半裸のお兄さんがいることで、
何だか、お店全体のイメージがアップしている。
うーん、なんていうか・・・
アバクロもエクボ?
最近、オチが甘いと、妻に不評である。
ちーん。
パソコンに、あるソフトをダウンロードしていたら、
途中で止まってしまった。
あれあれ。
なんで、また?
見ると、英文で何か表示されていて、
「continue」というボタンがある。
英語なので読めないけど、
「continue」くらいわかる。
ドラマの終わりに、
よく「to be continue」と出るではないか。
「続く」という意味である。
私は英文を全く無視して、そのボタンを押してみた。
すると、同じ表示がまた現れた。
もう一度押すと、また同じ表示。
こういうのを、イタチごっこと言うのだろう。
仕方ないので英文を解読することにした。
解読と言っても辞書で単語を調べるのは面倒である。
私は翻訳サイトがあることを思い出した。
さっそく「翻訳」と検索してみたところ、すぐに見つかった。
便利な世の中になったものだ。
さっそく私は表示されている英文を打ち込むことにした。
わずか2行の短い英文だったが、
一文字ずつ打っていると以外に時間がかかった。
やっと全文を打ち込んで、翻訳された日本語を見たら、
それは全く意味不明の日本語であった。
なんじゃ、こりゃ?
よく見ると、訳された日本語の中に
入力したいくつかの英単語がそのまま使われている。
わけわからん。
私は、目を皿のようにして、
その単語をチェックしてみた。すると・・・
そのまま表示された英単語は、
全部スペルが間違っていた。
わはは。
ひとつずつ訂正していくと、
最後にやっと正しい日本語が姿を現した。
「ダウンロードするためには、
以下のアプリケーションを閉じてください。《サファリ》」
サファリを閉じると、すぐにダウンロードは再開した。
やれやれ。
もう、はじめから日本語で表示してくれよ。
もう、サッファリわからん。
妻は、何年も同じフラメンコ教室に通っている。
何年も通ってはいるが、
妻はフラメンコが得意な訳ではない。
はっきり言うと、不得意である。
本人もそう言ってるし。
では、なぜ通い続けているのか?
先日、ある公民館で踊った際、
教室の先生が、地元の新聞の取材を受けたという。
取材を担当する記者は、
事前にフラメンコについて勉強してきており、
先生にいろいろな質問をしてきた。
記者:「フラメンコはジプシーの踊りですよね。
やはり先生はそういったジプシーの悲しみを頭に描きながら
踊っておられるのですか?」
先生:「うーん、踊る時ってあんまり考えてないんですよね。」
記者:「・・・先生はもう十年以上フラメンコを続けておられる訳ですが、
始めるきっかけは何だったんでしょうか?」
先生:「えーと、スペインに行った時にフラメンコの衣装を買ってしまい、
ただ、それを着てみたかったんです。」
記者:「・・・では、先生が十年以上フラメンコを続けている理由をお聞かせください。」
先生:「うーん・・・ダイエット?」
先生は、ことごとく記者の望む答をハズして、
そのまま取材は終わったという。
そんな先生と、その先生に似た脱力系の生徒が集まっているのが、
妻が通うフラメンコ教室なのである。
やめない訳である。
しかし・・・先生の踊りは本場仕込みで、
技巧もパワーも切れ味もすごいという評判である。
ちっとは習おうよ。
ある教習所のロビーの一角に、
こんなコーナーが飾り付けしてあった、
新米のコーナーである。
なかなか雰囲気がよく出ている。
そう。以前、ブログにも書いた
「事故起こすマイ(米)」である。
イベントも用意されている。
生徒さんにすくってもらって、1合に最も近い人に、
コシヒカリ5キロをプレゼントすると言う。
おいしいお米なので、
当たった人のお母さんはさぞ喜ぶだろう。
そして、このお米、
卒業生のところにも持参している。
玄関先でお米の入った袋を出して、
指導員さんが「事故起こすマイ(米)」と言うと、
親御さんが必ず笑う。
「いやあ、これがあると訪問しやすいですね」。
指導員さんにも好評であった。
本当にライス、いやナイスな発想である。

