ある自動車学校で指導員のAさんに同行した。
訪問先は農家だという。
お宅の前には広い敷地があって、
我々はそこに車を停めた。
お父さんが出てこられて、
私たちは外にあるテーブルに案内された。
野外ながら、屋根も付いていてイスが4つほどある。
休憩所として使っているのだろうか。
しかし、私はそのスペースに置かれてある、あるものが気になった。
ホワイトボードである。
なぜ、ホワイトボードがこんなところに置いてあるのだろう。
じきにその訳がわかった。
指導員さんの話が一段落したところで、
お父さんのレクチャーは始まった。
「火山灰も放射能もおなじなんだよね」。
そして、ホワイトボードに図や元素記号を描きながら、
火山灰と放射能に勝つメカニズムを説明始めたのである。
このお父さんの話をぜひ聴きたいと、
先日、わざわざアメリカから視察に来たそうだ。
おそらくその時にホワイトボードも揃えたのかもしれない。
アメリカからの来客はお父さんの話に、
「ワオ!」とか「オーマイガッ」とか言いながら聴いていたという。
Aさんの話によると、
「好き」が高じて、自分でいろいろな研究をしているそうだ。
そして、訪問のたびにAさんは、
お父さんの講義を聴いて帰るのだという。
うーん・・・
いろんな訪問の形があるんだなあ。
それにしても、お父さんが言っていた、
肌がすべすべになる方法や病気にならない方法は、興味津々である。
成人病になっても、劇的に症状が緩和されるらしい。
できればもう一回ちゃんと話を聴きたいと思った。
Aさん、次回の同行の時は、アポよろしく。

