がしがしとニュースレターを書きながら、
ある政党の立候補者の演説を聞いていた。
候補者の中には、子供の頃の話をする人がいて、
思わず「へえ」と聴き入ってしまった。
営業では、親しくなりたいお客さんに、
幼い頃の話をすると、一気に距離が近くなると言われている。
聞いていて確かに親近感が沸いてきた。
ところが、別のある候補者の演説を聴いている時、
思わず不快な気持ちになった。
たしか彼は、こんなことを言った。
「私にしかできないことがあります」。
そんなことは人が決めることだろう。
「あの仕事は、〇〇さんにしかできないよ」
そう言われてリアリティが生まれる。
本当にその人にしかできないことでも、
そう言ってしまうことでウソっぽくなってしまう。
そして、その候補者は、
結局逆転で負けてしまった。
万里休す。
いや、万事休す。

