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2011年7月アーカイブ

学校一の恐妻家であり愛妻家

副管のMさんに同行した。

 

Mさんは、恐妻家で知られている。

私も一度お会いしたことがあるが、マジ、怖かった。

 

Mさんが結婚する時、友達からも、

あんなこえーのやめとけ、と言われたそうだ。

 

そこまで言うか。フツー。

 

ところで・・・Mさんと訪問したお宅でお母さんとネコの話題になった。

ウチの猫と同じ種類がいるというので、

お母さんはわざわざ2階から連れてきてくれた。

 

う、かわいい。

 

しかし、このネコちゃん、

急にシャシャーと怒り出すのだという。

 

猫好き同士、話を弾ませていたら、

Mさんが横からこんなことを言った。

 

「ボク、ネコとか犬とか飼ったことがないんで、

 全然、わかんないんですよね」。

 

それに反応して、私はついこんなことを言ってしまった。

「Mさんちは、どう猛な奥さんがいるからいいじゃないですか」。

 

すかさずMさんが大きな声をあげた。

「え、え、えー、そこまで言いますか!!

 それはいくらなんでも言い過ぎでしょー!」

 

なはは。

お母さんも爆笑している。

 

でも、Mさんは恐妻家でありながら、

学校一の愛妻家としても知られている。

 

ま、ま、幸せということで、

許してくだせえ。

 

ds-ccs (2011年7月31日 20:40) | 個別ページ

アロハを来て訪問に行こう!

訪問先で、お父さんから興味深い話を聞いた。

 

そのお父さんは、今日が二輪の検定日だった。

見事に合格したとのことで、上機嫌だった。

 

免許を取った自動車学校は、

車で40分ほどかかる、同じ経営者のグループ校である。

 

お父さんは、教習予定表を見せながら、

教習を担当した数名の指導員さんについて話をし始めた。

 

「このN先生はよかったね。

 さらによかったのが、小太りの若い先生で、

 名前は、えーと・・・思い出せないけど、本当に親切だった。

 ただ一人、この最初に当たったA先生がね、ちょっとね・・・」。

 

お父さんは、A指導員の説明不足によって、

不安な思いをしたという。

 

いいものはいい。

そうでないものはそうでない。

 

こんな風に、はっきりとものを言ってくれるお客さんは、

本当にありがたい。

 

娘さんの友達もたくさん紹介してくれそうである。

 

帰る時、お父さんは言った。

「アロハ、いいね。よく似合ってるわ」。

 

実はこの日、

私はいきなり半強制的にアロハシャツを着せられた。

 

アロハが夏の制服になったからである。

訪問もアロハで行っているという。

 

「アロハか・・・」と躊躇していたら、ある女性指導員さんが

「川崎さんは若いから、赤がいいでしょう」と勧めてくれたので、

気分よく、普段絶対に着ない色を着てみることにした。

 

んが、鏡に写ったアロハ姿を見て思った。

「お、意外にイケるじゃん。のほほほ」。

 

アホなおっさん丸出しである。

 

アロハ効果で自動車学校の雰囲気もガラリと変わり、

女の子の生徒さんも興味を示し、注目するようになったという。

 

よし、明日から家でもアロハを着よう。

誰も注目してくれないけど。

7月30日.jpg

ds-ccs (2011年7月30日 19:07) | 個別ページ

妹を遠くの学校に行かせた訳

指導員のYさんと訪問した卒業先宅は、

競合校の近くにあった。

 

実際、お姉さんはその競合校に入校した。

近くの学校の方が安心できると思ったのだろう。

 

そのお姉さんには2歳下の妹さんがいた。

指導員のYさんは、お姉さんの時同様、粘り強く訪問した。

 

そして、その甲斐あって、

妹さんの申し込みを獲得することができた。

 

決め手は何か?

Yさんが何度断られても訪問し続けたこともあるだろう。

Yさんが少し陰のあるイケメンだったこともあるだろう。

 

しかし、最も大きな決め手は、

競合校の教習だった。

 

お母さんはYさんにこんな話をしたそうだ。

「教習中、指導員が足をダッシュボードに乗せていたって、

 お姉ちゃんが言ってたんですよ」。

 

なぬ?

ダッシュボードに足を乗せて教習?

うそだろう。

 

大昔ならあり得る話かもしれないが、

わずか2年前のことである。

 

有利な立地にあぐらをかいていると、

気付いた時にはもう取り返しがつかないことになる。

 

そのお母さんは、満面笑顔でYさんを出迎えてくれた。

 

おそらく、ちょっとやそっとでは、

もう近くの教習所には行かないだろうし、

知り合いのお母さんにも、

Yさんを喜んで紹介してくれることだろう。

 

ま、平生往生ですな。

 

ds-ccs (2011年7月29日 20:54) | 個別ページ

社長塾でいったい何してる?

昨日からあるところで、

「経営者研修(社長塾)」が行われている。

 

参加できるのは特別会員校限定。

 

で、どんなことをしているのかというと・・・

7月28日①.jpg

7月28日②.jpg

7月28日③.jpg

 

そうじである。

 

環境整備というらしい。

 

しかし・・・まさか教習所の社員さんは、

社長がこんなことしているとは思わないだろう。

 

ん?

そこのあなた、写真見て、

なんだか嬉しそうな顔してますね。

 

でも、喜んでばかりはいられないかも。

 

社長が戻ったら、

いずれ全員、そうじしなきゃなんないかも。

 

ds-ccs (2011年7月28日 11:20) | 個別ページ

出会いサイトのサクラメール

今読んでいるエッセーの中に、

出会い系サイトのことが書いてあった。

 

出会い系サイト。

そう呼ばれるものがあるということは知っている。

 

しかし、それがどんなシステムなのかは知らない。

全く興味がないからである。(ホントですって)

 

エッセーの著者がネットで調べ物をしていたら、

たまたま出会いサイトにはまってしまったのだと言う。

 

ほんとか、おい。

 

こういうサイトには、有料と無料のものがあって、

この著者は無料のサイトに片っ端から登録したそうだ。

 

すると・・・ものの1時間ほどで、

200件程のメールが来たという。

 

・・・すごい数。

 

が、そのほとんどは、「サクラメール」と呼ばれるものらしい。

つまり、出会いを求める女性を名乗る、業者さんからの返信である。

 

無料サイトは、最初にポイントが付与されて、

メールをやり取りするたびに、

ポイントが消費されるしくみになっている。

 

なので、「会いたい」というメールに対して

「どこで会いましょう?」「何時にしましょうか?」

「では、〇〇駅のそばの〇〇ビルの前にしましょうか?」

「目印は何ですか?」

などとやり取りしている内に、ポイントがなくなってしまうのだという。

 

ようできとるなあ。

 

無料のポイントがなくなると、

今度はお金を払ってポイントを購入しなければいけない。

 

ポイントの購入をためらっていると、すぐに

「どうして返事をくれないんですか?」と催促メールがくるそうだ。

 

気持ちが盛り上がっているので、

つい買ってしまいたい気持ちになるそうだ。

 

しかし、著者はその誘いに応じなかったらしい。

すると最後には、こんなサクラメールが届いたそうだ。

 

「孤児院で育ち、今はアパレル会社の女社長をしています。

 4500万円用意しました。どうか一晩だけ会ってください」。

 

著者は4500万円という金額にも唖然としたものの、

「孤児院で育った」というところに、

思わず、こう突っ込んで笑ったという。

 

「タイガーマスクかよ」。

 

しかし・・・出会い系サイトって、

メールの文章で人の感情を揺さぶる、

コピーライティングの技術を駆使している。

 

こわいな。

私には本で読むくらいがちょうどいい。

 (ホントですって)

ds-ccs (2011年7月27日 22:15) | 個別ページ

大阪人の普通のリアクション

ある本を読んでいたら、

面白いことが書いてあった。

 

NH〇のある番組で、こんな実験が行われたそうだ。

 

日本に来て間もない外国人に

水戸黄門の印籠を持たせて突然、こう話しかける。

 

「コノ、インロウガ、メニハイラヌカ~」。

 

この実験を東京でやったら、

こんな反応が返ってきた。

 

「はあ」

「え?なんですか?」

「印籠ですか?」

 

つまり、戸惑うか、冷静にコメントするか、

冷ややかに笑われるかのどれかだったという。

 

ふむ、まあ広島でもそんな反応だろう。

 

ところが、大阪で同じ実験をしたところ、

ほとんどの人が、「ははあ~」とひれ伏したのだそうだ。

 

中には、子供連れのお父さんが「はああ~」とひれ伏した後、

「おまえも頭下げんかい」と、子供にも頭を下げさせたそうだ。

 

うーん、さすが大阪。

 

さらに、外国人がバナナを取り出して、

「もしもし、はいはい、ちょっと待ってください」と、

大阪人に手渡したら、やはり、

「はい、もしもし」と返してくれたという。

 

そして後日、この番組を見ていたある大阪人が、

自分のブログにこんなことを書き込んでいた。

 

「・・・信じられへん。

 普通、印籠を見せられたら、ひれ伏すやろ」。

 

伏さない伏さない。

 

それにしても、なんというサービス精神。

面白いことには、必ず面白いリアクションを返す。

 

そうだ。

卒業生訪問の時にやってみよかな。

一気に親密度が高くなるかも。

 

やるのはもちろん指導員さんやで。

オレちゃうで。

 

わし、広島県人じゃし。

 

ds-ccs (2011年7月26日 22:31) | 個別ページ

AKBと宿題、どっちを取る?

ふたつの用件があるとする。

 

ひとつは、ものすごく大事な用件。

それに行くことで、目の前がパーッと明るくなる、

そんな用件である。

 

ひとつは、大事だけど、そうでもない用件。

前倒しをするなど、時間調整すれば何とでもなる、

そんな用件である。

 

このふたつの要件を比較すると、

当然、優先順位というものが明確になる。

 

普通、人は進んで前者の用件に時間を使う。

 

なに?

わかりにくいって?

 

たとえば・・・

あなたの街の駅前にAKB〇8が来るとする。

しかし、明日までに片づけなくてはならない宿題がある。

 

どうする?

AKBが大好きなら、絶対駅前に行くだろう。

宿題は徹夜してでもやるだろう。

 

しかし・・どういう訳か、宿題を優先する人がいる。

AKBは好きだと言っているのに。

 

これは、非常に理解に苦しむ優先順位の付け方である。

 

そんな人を我々のまわりに見つけると、

「は???」と戸惑ってしまう。

 

そういう場合、どうすればよいのか?

 

もう、距離を置くしかない。

 

AKBが好きと口では言うものの、

きっと、本当は、そんなに好きではないのだろう。

 

そんなに好きではないことは、いずれバレるのに。

私たちもそんな人に振り回されずに済むのに。

 

うーん・・・でも、

楽しいのになあ、AKB。

 

 

ds-ccs (2011年7月25日 21:58) | 個別ページ

なぜ写真は外人さんなのか?

「大昔に作ったポスターのリニューアルをお願いします」。

 

ある経営者からそんなメール文とともに、

ポスターのデータが送られてきた。

 

そのポスターは、概ね次のような内容であった。

 

「技能だけでなく学科もちゃんと勉強しないと、

 卒業がどんどん遅れてしまいますよ」。

 

内容はよくわかる。

たぶん、学科の勉強をしないために、

スケジュールがずれ込んでしまう生徒が多いのだろう。

 

ポスターは、「そうならないように」という

注意を喚起するねらいで作成されたらしい。

 

ただ・・・このポスター、

パッと見た瞬間、どこか奇妙な違和感を抱かせた。

 

ポスターにはいくつかの写真が使われていた。

 

学科が順調にいった時をイメージした笑顔の写真と、

模擬試験に不合格になった時の落ち込んでいる時の写真。

 

違和感は、この数枚の写真が醸し出していた。

 

妻に見せたら、

「・・・・・・ふ、ふふ、くっくっくっく」と笑い出した。

 

そして言った。

「この写真、なんで外人さんなん?」

 

使われている写真6枚の内、

4枚が外人さんの写真だったのである。

それが違和感の元であった。

 

そのうちの3枚が若い女性で、

もう一枚がなぜか、アメリカンフットボールの控室で、

頭を抱え込んでいる選手となぐさめているコーチ(?)の写真なのである。

 

いったいこれらの写真、

どこから探してきたのだろうか?

 

「ある意味、斬新だけどね」。

妻はそう言いながら、まだ笑っていた。

 

いっそのこと、この写真、

そのまま使ってみようかな。

 

「オーマイガッ、模擬試験、また不合格だったわ」

外人.jpg

 

「なんてこった。また卒業が遅れちまったよ、コーチ」

「なに!試合に負けて落ち込んでいるんじゃないのか」

アメフト.jpg

ds-ccs (2011年7月24日 20:52) | 個別ページ

指導員はどっこいしょと言った

少し前にある自動車学校で同行した時のこと。

指導員のTさんと卒業生宅を訪ねた。

 

お父さんが、「まあ、ここでは暑いでしょうから」と、

家に上げてくれた。

 

猛暑の折り、ありがたい。

 

座敷の部屋に通されると、

すでに座布団が人数分用意してある。

 

よい雰囲気で話ができそうである。

 

ところが・・・Tさんはつい油断したのか、

座りながら、ため息交じりにこんな声を漏らした。

 

「どっこいしょっと」。

 

おいおい。

じいさんかよ。

 

Tさんはまだ30歳で、

しかも結婚直前である。

 

何かに疲れているのか?

何に疲れているのか?

 

その時の様子は録音していたので、

後で聞いたら、「どっこいしょ」という声はしっかりと残っていた。

 

ま、本人は聴いてはないだろうな。

きっと、覚えてもいないだろうな。

 

なんせ、結婚直前だからな。

 

け。

 

ds-ccs (2011年7月23日 18:12) | 個別ページ

住む人みんな親切な土地柄

指導員さんに同行していると、

時々、感心する訪問先に出くわすことがある。

 

先日、おじゃました、ある卒業生宅では、

高校生の男の子が、お茶を出してくれた。

 

それも、ちゃんとお盆に乗せて、ていねいに。

 

しつけが行き届いた家庭だ。

 

そう思って、次の訪問先に行ったら、

なんと、また高校生の男の子が、全く同じようにお茶を出してくれた。

 

あ、びっくり仰天。

 

この土地は、空気がきれいで、食べ物もおいしい。

お米がとびきり美味しくて、お酒もめちゃめちゃうまい。

 

そんなところで暮らすと、

人もまっすぐに育つのかもしれない。

 

大人も、変にねじくれた人はいない。

とても親切なのである。

 

ここ最近、九州のある教習所の指導員(Gさん)から、

しきりにこんなことを言われている。

 

「川崎さん、もうこっちに永住されたらどうですか?」

 

うーん・・・

住むならやっぱり、親切な土地柄がいい。

 

それに、Gさんの近くに住んだら、

こき使われるし。

 

7月22日.jpg 

ds-ccs (2011年7月22日 23:41) | 個別ページ

「ウチはな、お金はあんねん」

指導員さんに同行していると、

時々、変わった訪問先に出くわすことがある。

 

先日、おじゃました、ある卒業生宅では、

お母さんがこんなことを言っていた。

 

「ウチはな、お金はあんねん」。

 

これまで、

「免許は取らせたいが、お金が・・・」

という言葉はよく聞いた。

 

しかし、自信満々に、

「お金はあるぞ!」と言い切ったお宅は初めてである。

 

さすが、関西。

おもろい。

 

ところで・・・「お金がない」というのは、

実際には「断り文句」である場合がほとんどだ。

 

なぜなら、昔と違って今は、さまざまな支払方法があるので、

本当に免許を取らせようと思っているのなら、

なんらかの手段はあるのである。

 

実際、そんな家庭をこれまでたくさん見てきた。

 

ということは・・・

お客さんから、「ウチはお金はあんねん」と言ってくれるのは、

本音で話をしてくれている、ということに他ならない。

 

その昔、「お金がないから」と言われた時、大真面目に、

「だったらローンをご利用ください」と切り返していた。

 

今から考えると、

穴があったら入りたいほどの赤面トークである。

 

「お金がないから」というのは、

イコール「早く帰ってちょうだい」という意味だからね。

 

今のやり方に変わって、お客さんは指導員に、

本当のことを話してくれるようになった。

 

「ウチはお金はあんねん」。

ふーむ、なかなか味のある言葉である。

 

訪問もずいぶん楽しくなったもんだ。

いやほんと、マジで。

 

ds-ccs (2011年7月21日 23:23) | 個別ページ

車内放送にイラッとした理由

昨日は台風の影響で、朝から強風が吹き荒れた。

 

新幹線に遅れは出ていない。

さすが、飛行機と違って頼りになる。

 

しかし、問題は広島駅までのローカル線である。

広島駅から西は運行を見合わせているらしい。

 

私の利用する駅は、反対方向である。

だが安心はできない。

大雨になるとしょっちゅう電車がとまる。

 

案の定・・・最寄りの駅に着いたら、

電車は1時間以上遅れていた。

 

が、そういうこともあろうかと、30分ほど早く家を出ていた。

ホームに降りたら、ほどなく電車が入ってきた。

 

よし、これで間に合う。

 

ん・・・・・・・はて?

電車はいっこうに動く気配がない。

 

しばらくして放送が流れた。

「広島駅、ホーム満線のために運転を見合わせています」。

 

そうか。

 

広島から西に向かう電車が、

すべて広島駅で足止めを食っているために、

動けない電車でホームが埋まっているのである。

 

30分ほど経ってから、やっと動き出した。

しかし、次の駅でまたも動かなくなった。

 

「ただいまこの列車、広島駅満線のため、

 ホームがあくまで運転を見合わせています」。

 

この放送を聞いて、イラッとした。

さっきも気にはなっていた。

 

台風だから電車が遅れるのはやむを得ない。

が、この車内放送、まるで棒読みではないか。

 

読めばええっちゅうもんじゃない。

 

私のように、新幹線に乗り遅れないかと

心配している乗客もたくさんいるはずだ。

 

その不安な気持ちを逆なでするような、

全く気持ちのこもっていない棒読み。

 

この車掌はおそらく、

読むのが仕事だと思っているのだろう。

 

違う。

 

こんな非常時こそ、「さすがJR。対応が違うなあ」と

思われるような仕事をする、絶好のチャンスなのである。

 

結局、電車はいつもなら10分ちょっとで着くところを、

1時間かかってやっと到着した。

当然、新幹線にも遅れてしまった。

 

私は、棒読み放送を腹立たしく思い出しながら、

「ロープレって大切だよなあ」と、つぶやいた。

 

ds-ccs (2011年7月20日 23:08) | 個別ページ

BSJか?それともKFJか??

少し太めの事務員さん(SFJ)が、

こんな話をしてくれた。

 

国立大学の学生(KDG)が入校日にこないので、

SFJさんが家に電話したところ、KDGはこう言った。

 

「寝ていました」。

 

仕方がないのでSFJさんはKDGに言った。

「そうですか。今日はもう時間が過ぎてしまいましたので、

 次の入校日は〇日です。来られますか?」

 

すると、KDGは急に怒り出した。

「なんで起こしてくれないんだ!」

 

は?

SFJさんの目は点になった。

 

そして、改めて入校日を案内したら、KDGは、

「仕方ないですね」としぶしぶ承諾したうえで、

またも信じられないことを口にした。

 

「今日は入校日ということで、1日、時間を取っていたんです。

 今日という時間を、どう賠償してくれるんですか?」

 

へ?

SFJさんは、再び豆鉄砲を食らった、

少し太ったハト(SFH)になった。

 

SFJさんに次回会うのは9月。

 

いろいろなお客さんがいるけれど、今度会うまでに、

どうかBSJ(びっくりするほどスリムな事務員さん)になっていてください。

 

ストレスで、KFJ(かなり太った事務員さん)になっていませんように。

 

ds-ccs (2011年7月19日 18:26) | 個別ページ

朝、4時すぎに目が覚めたら

朝4時すぎ頃に目が覚めた。

 

前半が終わった頃だろうか。

私はiPhoneで途中経過を検索した。

 

0対0。

おお、なでしこ、頑張っている。

 

起きてテレビを観ようか、どうしようか・・・

そう考えていたら寝ていた。

 

次に目が覚めたのは4時半頃。

iPhoneを見たら、アメリカが1点入れていた。

 

ああ、ダメか。

あの体格差は如何ともしがたい。

 

どうしよう、観ようか、それとも・・・

そう迷っているうちに、また寝ていた。

 

浅い眠りだったせいか、

何度もサッカーの夢を見た。

 

アメリカが2点目、3点目を入れて、

最終的に4対0で試合は終わった。

 

いつもの時間に起きて、

「負けた」と、iPhoneを見たら・・・

 

はれ?

はれはれはれはれ?

 

勝ってる。

勝ってるじゃん!

やった、なでしこ!

 

ああ、起きて観とけばよかった。

感動し損ねた。

 

悔しかったので、

再放送を2回も見直した。

 

それにしても、ワンバックさん、たくましい。

 

きっとご両親がこんな願いを込めて育てたのだろう。

ワンバック(わんぱく)でもいい、たくましく育ってほしい。

 

スタンプは、もらえなかった。

 

ds-ccs (2011年7月18日 22:56) | 個別ページ

メダカとアイスクリームと胡瓜

それにしても昨日は暑かった。

 

車の中の温度計は35℃。

外に出ると頭がくらくらした。

 

訪問の途中、

「ぜひ見せたいものがある」と言われて

指導員さんの兄弟の家に立ち寄った、

 

なんでも珍しいめだかを飼っていて、

1匹が1万円するものもあるという。

 

めだかが1万円!?

見たい。

 

たくさんある水槽をひとつずつ覗いていたら、

汗がだらだらと流れてきた。

 

も、限界。

 

しかし、卒業生訪問はありがたい。

途中、3軒のお宅で冷たい飲み物をご馳走になった。

 

一息に飲み干すと、五臓六腑に染み渡った。

 

「川崎さん、トイレ休憩しますね」。

指導員さんはそう言ってコンビニに車を停めた。

 

トイレから出て、車に戻ると、

二人の指導員さんが無我夢中でアイスクリームを

ガシガシかじっていた。

 

おい、ハラ壊すぞ。

 

教習所に戻ったら所長が、

「暑かったでしょう、え?」

と言って、キュウリを出してくれた。

 

塩味のキュウリをかじると、

独特の青臭い風味が、ぱあっと口の中に広がった。

 

うまい。

 

おや?

私は、すっかりのどの痛みが消えていることに気が付いた。

 

うーん、意外に好きかも、夏。

 

ds-ccs (2011年7月17日 20:38) | 個別ページ

なんと10人分の申込書獲得

ぎょぎょ。

 

卒業生の母親から女性指導員さんに手渡された

友達紹介用の申込書を見て驚いた。

 

なんと9人分。

妹さんを含めて10名分の申込書である。

 

すげえ。

 

せっかくなので、昼食をとったレストランで

記念写真を撮ってあげた。

 

この指導員さんは配車もできる、

スーパーレディである。

 

もう、言うことなし。

 

なので誰か、

ええ男紹介したって。

7月16日.jpg

ds-ccs (2011年7月16日 22:08) | 個別ページ

耳鼻咽喉科で喉を診てもらう

今朝起きたら、のどの痛みが増していた。

左側の炎症が右側にも広がってきたようである。

 

仕方がないので、

耳鼻咽喉科に行くことにした。

 

内科に比べて対処療法も専門的だろう。

 

妻によい耳鼻咽喉科医院はないかと聞いたら、

区役所の隣にあるクリニックの評判がいいという。

 

評判がよいのなら言うことはない。

すぐに行くことにした。

 

ところが・・・行ってみると、

待合室は子供連れの母親で溢れかえっていた。

 

あちこちで泣き叫ぶ幼児の声が聞こえる。

げげ。

 

私はすぐにあきらめ、

比較的家に近い別の医院に行くことにした。

 

もしそこも多ければあきらめて待とうと考えた。

そう思って待合室に入ったら、3人だった。

 

5分ほど待っていたら、すぐに名前を呼ばれた。

診察室には小柄な中年の医師が座っていた。

 

「どうされました?」

「はい、のどが痛くて痛くて・・・」

「ご飯が食べられないほど?」

「いえ、それほどでもないんですけどね、はは」

「では診てみましょう」

 

そう言って何かを器具を手に持って

私の顔に近づけてきた。

 

私はのどを診られるのだと思い、反射的に口を開けた。

ところが、その予想は見事に裏切られた。

 

医師は思いもかけない行動に出た。

なんと、私の鼻の穴を広げて診ている。

 

口を開けているのに、なんで鼻の穴を広げる?

のどが痛いっちゅうのに、なんで鼻の穴を見る?

 

もしも妻が隣でこの光景を見ていたら、

床を転げまわって笑っただろう。

 

それくらい、間の抜けた情けないシーンであった。

 

医院から戻って、のどの痛みはやわらいだが、

なんだか気分は一日中晴れなかった。

 

ds-ccs (2011年7月15日 20:51) | 個別ページ

風邪で体調を崩して読んだ本

風邪で体調を崩してしまった。

ノドの痛みに加えて今朝から体の節々が痛む。

 

なので、当初予定していた仕事をやめ、

横になって本を読むことにした。

 

『利他のすすめ』。

著者は、大山泰弘さんというチョーク工場の経営者である。

 

工場には多くの知的障害者が働いている。

全体の7割を占めているという。

 

教えたことがなかなか理解できない。

途中で暴れ出したり、よく休む障害者もいる。

 

そんな知的障害者と正面から向き合い、

まさに格闘しながら知恵を出し、改善を重ね、

業界トップのシェアを維持している。

 

とても信じがたい話だった。

何度か胸がじんとした。

 

横になっていた私は、

いつのまにか座っていた。

 

少し体調が回復したように思えた。

今日はやらないと決めた仕事を、私は始めていた。

 

ds-ccs (2011年7月14日 22:03) | 個別ページ

夏風邪をひいて妻が言った事

昨日、出張先で朝起きたら、ノドが痛い。

これまで何度か経験したことのある痛み。

 

間違いない。

風邪の兆候である。

 

家に帰って、妻に言ったら、いきなりこう言われた。

「夏風邪をひくのは、パープーなんよ」。

 

パープー。

 

その正確な意味はよくわからないが、

どうやら「変わり者」というニュアンスのようである。

 

昔からよく「バカは風邪をひかない」と言われている。

ところが夏風邪をひくのは、バカではないがパープーなのだそうだ。

 

どうも納得がいかない。

 

どう言われようとノドが痛むので、

私は近くの内科クリニックに行くことにした。

 

このクリニックに行くのは、

4月に熱を出して以来である。

 

その時は、風邪が流行っており、

診察まで1時間半も待たされた。

 

今回も長時間待たされるのではないかと、

憂鬱な気分でクリニックに行った。

 

すると・・・

あれ?

誰もいない。

 

休診か?

 

案内板を見ると、

ちゃんと火曜日は診察日になっている。

 

あっという間に診察が終わって、家に帰った。

 

「早かったね」と驚く妻に、

「誰もおらんかった」と言うと、妻はこう言って思い切り笑った。

 

「ほれみ、やっぱりパープーなんよ。わははは」

 

ちくしょー。

 

そんだけ笑ったんなら、

スタンプ1個くれ。

 

ds-ccs (2011年7月13日 16:53) | 個別ページ

温泉宿に見はなされている男

暑かった。

二日間の同行で、疲労はピークに達していた。

 

だが、これから長い移動が待っている。

 

新幹線に乗り空港に着いた。

そこで明日の研修の資料を作成した。

 

身体中、汗ばんでいる。

早く、温泉に浸かりたい。

 

これから移動する街は、

日本でも有数の、歴史ある温泉地である。

 

飛行機に乗り、空港に着いたのは夜9時。

疲労と湿度で頭がくらくらする。

 

そこからバスに乗って、

温泉地に着いたのは、夜10時。

 

重い荷物を転がしながら、

上り坂を歩いて約5分、やっと宿に到着した。

 

早く、早く温泉に入りたい。

もうすぐ、もうすぐ入れる。

 

チェックインを済ませ、ルームキーを手に、

エレベータに向かう。

 

なかなかこじゃれたホテルである。

オープンしてまだ1年、館内はまだ新しい。

 

さぞ、風呂もきれいだろう。

 

待てよ。

フロントでいろいろと案内してくれたが、

大浴場の案内がなかった。

 

大事なことを忘れては困る。

 

ちょうど、エレベータの前に若い男性スタッフがいたので

私は、笑顔で聞いた。

 

「あのう、お風呂はどこですか?」

 

すると、そのスタッフは平然と、驚くべきことを言った。

「当ホテルには、大浴場はございません。」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ない?

 

日本有数の温泉地にあるホテルなのに?

利用客の評価も高いのに?

 

私はふたたびスタッフに訊いた。

「でででは、お風呂はどうすればいいんですか?」

 

「はい。お部屋にシャワーがございます。」

 

私の決定的なミスだった。

 

あって当然と思っていたため、

大浴場の有無を確認しなかったのである

 

私は疲れ果てた身体をひきずって部屋に行き、

無言でシャワーを浴びた。

 

このシャワーが実に凝っていて、

計5か所からお湯が吹き出してきた。

 

その、あってもなくてもいいような機能が、

かえって私の神経を逆なでした。

 

ds-ccs (2011年7月12日 20:50) | 個別ページ

懇親会でヘベレケに酔う社長

社長はヘベレケに酔っていた。

ぐでんぐでんに酔っていた。

 

危険な目をしていた。

 

ビールジョッキをなぎ倒し、

ウーロン茶グラスをひっくり返し、

千鳥足のままカラオケボックスになだれ込んで、こう叫んだ。

 

「ゼニならなんぼでもあるぞぉ」。

 

でも、とても楽しそうだった。

暴言も吐いていたが、うれしそうだった。

 

社員研修の後の懇親会でのことである。

 

研修終了時,全員に感想を言ってもらった。

みんなの口から出てきたのは前向きな言葉ばかりだった。

 

帰りの車の中で社長は、

自身の肩にのしかかる重責に不安を漏らしながらも、

ろれつがまわらない口調でこう言った。

 

「みんなの言葉に、私は感動しました。

 まさかあんなことを言うなんて・・・」

 

この教習所は社長の奮起で入校生を驚異的に伸ばした。

今回の研修で、さらによい方向に進むだろう。

 

ヘベレケに酔っていたことも、

明日になれば、きれいさっぱり忘れているだろうし。

(ちょっとはおぼえていてほしいけど)

 

それにしても・・・

社長宅の猫ちゃんのカワユイこと。

7月11日.jpgのサムネール画像

ds-ccs (2011年7月11日 22:48) | 個別ページ

その温泉宿にお化けは出ない

「おばけが出そうな温泉旅館」とブログに書いたところ、

翌朝、手配してくださった教習所の社長からお詫びのメールが入っていた。

 

いやいやいやいや。

そんなつもりで書いたのではない。

 

実は、その宿に送ってもらう途中、

指導員さんが、唐突に私の顔を覗き込んでこんなことを言ったのである。

 

「川崎さん・・・おばけ、大丈夫ですか?」

 

私は青ざめ、狼狽した。

「ええ!なになになになに、出るの?出るの?今日泊まるところ」

 

指導員さんは、不敵な笑顔を浮かべて言った。

「いえ、そういう訳ではないんですけどね。うふふ」

 

旅館に到着して玄関を入ると、そこはほの暗く、

昭和の香り、いや、大正に近い香りさえ漂っていた。

 

うわ、こわ。

 

そういう経緯があり、つい、

「おばけが出そうな」という表現をしてしまったのである。

 

本当に申し訳ない限りである。

 

翌朝、私を恐怖のどん底に叩き込んだ指導員に

その話をしたところ、「すみませんでしたね」と詫びたものの、

またこんなことを言った。

 

「でも・・・あの辺、よく人が死ぬんですよ。うふふ」

 

てめえ、俺のこと嫌いだろ。

 

ds-ccs (2011年7月10日 21:21) | 個別ページ

日本一改善速度が早い教習所

卒業生のお母さんは言った。

 

「合宿が安いので、申し込もうと思ったら

 県内の方はダメだと言われたんです。

 10万円は違っていたと思いますよ」。

 

指導員は言った。

 

「そうですか。でも毎日お子さんの顔を見られる方が

 安心ですからね」。

 

お母さんは笑顔で言った。

 

「そうですね」。

 

合宿と通学の価格差を説明できなかったのは課題だが、

お母さんはそれでも十分に満足している様子だった。

 

その証拠に、弟さんの申し込みをいとも簡単に書いてくれた。

 

訪問が終わって、玄関のドアを閉めて、

私は思わず指導員さんとがっちり握手した。

 

それほど、素晴らしい内容であった。

 

同行した若い指導員さんは「一人ロープレ」をしていると言った。

どうりで、前回よりも数段上手になっている。

 

この自動車学校はおそらく、

今、全国で最も改善スピードが早いのではないか。

 

この調子で行けば、

目標である入校生1000名増も達成できるだろう。

 

間違いない。

 

今夜宿泊する、

おばけが出そうな温泉旅館で、

私はたしかな手ごたえを感じていた。

 

ds-ccs (2011年7月 9日 23:19) | 個別ページ

イラッとするひと言多い指導員

ある教習所で指導員さんを対象にロープレをした。

参加者は18人で、3人ずつ6グループに分かれた。

 

この教習所ではスタンプカードを実施しているので、

各グループの中で内容のよかった指導員さんを1名、

MVPとしてスタンプをあげることにした。

 

ロープレは緊張を強いられるので、

それくらいの褒賞はあってもよいだろう。

 

ロープレは順調に進み、最後のグループになった。

このグループには、Yさんという、まだ指導員になって間もない若手がいた。

 

このYさん、なぜかいつもひと言多いので、

周囲をイラッとさせることがある。

 

今日も、自分のロープレの時には、平気で長い間を空けるのに、

合間にはひと言多くて、私をイラッとさせた。

 

何を言ったのかまるで覚えていないが、

とにかく、Yさんのひと言は人を喰ったようでイラッとさせるのである。

 

ロープレが終わって各班のMVPを経営者に伝えた時、つい、

「Y君は一言多いのでスタンプ1個はく奪しておいてください」と言った。

 

すると、経営者は笑いながら「わかりました」と言って、

Y君のスタンプ減点がすんなりと決まった。

 

やーいやーい。

口は災いのもと。

 

今日は蒸し暑かったけど、

何だか、とてもスカッとした。

 

ds-ccs (2011年7月 8日 20:33) | 個別ページ

物忘れが悔しくて、切なくて

少し前のこと。

新幹線の駅の売店で、5個入りのぼうろを買った。

 

ぼうろとは円形でしっとりした食感のお菓子である。

以前買っておいしかったので、また買った。

 

新幹線の中でコーヒーとともに食べよう。

疲れている時は、甘いものが欲しくなる。

 

そう思ってホームに出た。

 

少し時間があったので

iphoneでメールをチェックしようと思った。

 

ぼうろの入った袋をいったん置いて、

しばらくメールを見ていたら、まもなく到着するという放送が流れた。

 

新幹線がホームに入ってきた。

列車が停まりドアが開く、中に入った。

 

座席のところに行き、荷物を置いて座った。

やれやれ。

 

新幹線はゆっくりと動き出した。

 

あ。

ぼうろ忘れた。

 

ああ。

全然手を付けていないのに。

 

あああ。

1個くらい食べておけばよかった。

 

最近、物忘れが多いので、

妻からは「おじいちゃん」と呼ばれている。

 

ds-ccs (2011年7月 7日 22:04) | 個別ページ

うちわの注文が殺到している

「うちわ」の注文が殺到しているらしい。

 

ある教習所から4月に

「うちわを作るので原稿をお願いしたい」という依頼があった。

 

この時にはまだ、そんな話は聞かなかった。

 

ところが6月下旬、別の教習所でうちわを作ろうとしたところ、

納期まで1か月半以上もかかると業者に言われたという。

 

出来上がるのが8月。

・・・ちょっと遅いかも。

 

その教習所の社長は、

そんなにかかるなら、もう作るのをやめようと思った。

 

ところが、出張先で猛暑に見舞われ、

「こりゃかなわん」と、やはり作ることにしたそうだ。

 

ところで、最初にうちわを作った教習所には、

あさって訪問することになっている。

 

その教習所からこんなからメールがあった。

「こちらは暑いです。覚悟してお越しください。」

 

天気予報の予想気温は36℃。

こう書くだけで汗ばんでくる。

 

節電モードの中、猛暑に打ち勝つには、

古典的な手動式「うちわ」に頼るほかないのだろうか。

 

首からすっぽり装着できて、

一度に8つのうちわがパタパタとあおいでくれるような、

「電池式うちわあおぎマシン」とかネットで売っていないだろうか。

 

ま、見ているだけで暑苦しいけど。

 

ds-ccs (2011年7月 6日 14:17) | 個別ページ

遠出してトラック野郎に辟易

本当に久しぶりに車で遠出した。

行先までの所要時間は約4時間。

 

一人ではとてもじゃないので、

妻と代わる代わる交替で運転することにした。

 

行きはとても快適だった。

 

ところが・・・

行きはよいよい帰りは恐い、である。

 

帰りは、まず私が運転することにした。

 

ほどなく高速に入った。

さすが都会だけあって片側4車線もある。

 

一番左が登坂車線で、私は第2走行車線にいた。

 

けっこうな通行量で、

短い車間距離のまま90キロは出していたと思う。

 

私の後ろに1台のトラックが走っていた。

 

そのトラックが急に第3走行車線に進路を替え、

私の車の右に並んだ。

 

そして、一気に追い越したかと思ったら、

ぐわっとハンドルを切り、なんと第1走行車線まで切り込んでいった。

 

「いやああああ、何、こいつ!」

妻は悲鳴をあげた。

 

次の瞬間、今度は私の前にまたまた車線を変更してきた。

そして、そのまま左右に大きく車体を傾けながら蛇行運転を始めた。

 

「うっそー!」

またも、妻が叫んだ。

 

私は、クレイジートラックの危険走行に肝を冷やしながら、

このドライバーは、いったい何を考えているのだろうか、と思った。

 

トラックの車体には、会社名が大きく書いてある。

 

「ウチの会社は高速で暴走するんでっせー」と

PRしているようなものである。

 

教習所でも時々信号を無視したり、

荒っぽい運転をする送迎車があると聞く。

 

が、蛇行運転なんてのはもう暴走族レベルだろう。

 

結局、それから岡山県で起きた火災を伴う事故によって、

いったん高速を降ろされ、一般道で大渋滞に巻き込まれながら、

家にたどりついたのは、夜の11時をまわっていた。

 

あーーーーーーしんど。

 

やっぱ、遠出は電車かバスがいいな。

ビールも飲めるし。

 

ベッドに倒れこんで眠りに落ちる前、

しみじみ、そう思った。

 

ds-ccs (2011年7月 5日 13:33) | 個別ページ

出張再会教習と教習所跡地

卒業生を対象とした「現地再会教習」に同行した。

 

自宅の周辺を教習車でまわり、

その後で最も苦手な車庫入れの練習をしてもらうという。

 

再会教習を受けるのは19歳の女の子で、

スニーカーを履いて家から出てきた。

 

周りは山に囲まれているため、

道路は狭く、すれ違う時に大変だろうなあと心配したが、

田舎なので、車がほとんど走っていない。

 

久しぶりの運転ながら、卒業生は落ち着いて運転した。

やはり、指導員さんが横にいると安心できるのだろう。

 

10分ほど走り、だいぶ慣れてきたところで、

車庫入れの練習をすることにした。

 

2台が入る車庫には本人用に買った新車が1台、

あまり乗られることなく停められている。

 

どうやら、横の空いたところにバックで車庫入れをするようで、

指導員さんが女の子に何やらアドバイスをしている。

 

ほどなく車はゆっくりとバックで近づいてきた。

私は背後にまわってiPhoneで撮影することにした。

 

車庫に車が半分ほど入ったところでなぜか車は停まった。

停まったのではなく、盛り上がった地面のこぶを前輪が越えられなかったのだ。

 

車はそのまま停まっていた。

が、すぐに、エンジンを吹かす大きな音が聞こえた。

 

え・・・。

 

次の瞬間、車はこぶを強引に乗り越えた。

しかし勢いが強すぎて、そのまま家の壁の方に迫ってきた。

 

おわああ。

 

と思ったら、赤いブレーキランプが点灯し、きわどく停車した。

指導員さんが補助ブレーキを踏んだのだった。

 

やばかった。

教習車でよかった。

 

普通の車なら、私が挟まれているところであった。

 

帰り間際、おばあさんが出てきて、

丁重にお礼を言ってくださった。

 

短い時間ながら、内容の濃い再会教習だった。

 

ところで・・・

この卒業生宅に向かう途中、ある場所に差し掛かった時、

私は思わず車を停めてもらった。

 

そこは、閉鎖になった教習所の跡地だった。

コースには草が生い茂っていて、異様ともいえる光景だった。

 

「再会教習」は、よいサービスである。

免許を取った後が大事なのだから。

 

不安を抱えている卒業生は多い。

その家族もしかり。

 

なので再会教習は、役に立って喜ばれる、

最高のアフターフォローと言える。

 

だから、これからも続けていくべきだと思う。

絶対にやめてはいけない。

 

教習所の跡地を思い出しながら、そう思った。

7月4日.jpg

 

 

ds-ccs (2011年7月 4日 21:31) | 個別ページ

F指導員が創り出す小宇宙?

「緊張してきた」。

 

訪問先で、インターホンを押し玄関が開く直前、

ベテラン指導員Fさんの独り言が聞こえた。

 

以下、Fさんとお父さんの会話?である。

 

F指導員「すみません。・・・じどしゃがっこの・・・・と申します」

お父さん「は?」

F指導員「自動車学校のFと申します。奥さんいらっしゃいますか?」

お父さん「自動車学校?」

F指導員「ええ、〇〇くんの申し込みを・・・」

お父さん「は?・・・・・・」

F指導員「電話をして・・・はい・・・すみません。これ、お願いします」

 

そう言って、Fさんは申込書を差し出した。

お父さんは怪訝そうな顔で、じっとFさんの顔を眺めている。

 

この日Fさんは、お父さんに会うのは初めてだった。

いくら卒業生のお宅でも、普通ならまず、

あいさつをするのが礼儀と言うものだろう。

 

「あ、お父さんでいらっしゃいますか。どもどもどもども初めまして。

 わたくし、太郎君を担当させていただいた、〇〇自動車学校のFと申します。

 その節はありがとうございました。いやいやいやいや。

 その後、太郎さんは安全運転していますか?」

 

それを、信じられないことにFさんはこう言った。

「奥さんいらっしゃいますか?」

 

こわー。

 

そして、奥さんに電話しておいたから申込書を書いてくれと、

お父さんの顔を見て10秒後には願書を差し出していた。

 

うわー。

 

あの、お父さんの面喰った顔が、今でも忘れられない。

 

しかし・・・

Fさんは教習所で紹介が多いことで知られている。

この日も願書だけはちゃんと獲得していた。

 

マナーも一般常識も社会通念も、

Fさんの前では通用しない。

 

それは「小宇宙」とも呼ぶこともできる、無重力の世界。

Fさんが創り出すトワイライトゾーンなのだ。

 

その証拠に、お父さんは何かに操られるようにペンを握らされ、

うなされるように申込書を書いていた。

 

おそるべし、Fさん。

どうか、同行は今回限りにしてください。

 

ds-ccs (2011年7月 3日 23:17) | 個別ページ

余計なお世話だよ低カロリー

女性指導員のMさんに同行した。

 

Mさんは、MさんというよりLさんと言った方がいいほど、

ふくよかで笑顔がステキな方である。

 

訪問先のお宅ではお父さんが待っていてくれた。

 

座敷に上げて頂き、

なごやかな雰囲気で面談が始まった。

 

少ししてお父さんが用意してあった缶コーヒーを

「どうぞ」と勧めてくれた。

 

缶コーヒーは3つあって、どれも種類が異なる。

きっと好みに違いがあってもいいようにとの配慮だろう。

 

ひとつはブラック。

ひとつは微糖。

そしてもうひとつがミルク&砂糖たっぷり。

 

勧められた私は、思わずMさんに言った。

「カロリーの低い方をどうぞ」。

 

するとMさんは「はっはっは」と笑いながら、

予想通り、最もカロリーたっぷりなコーヒーを選んだ。

 

「もう、あきらめていますから」。

 

しかし・・・

30分の面談が終わり、帰ろうとした時、

Mさんは「ああ。ダメ」と声を上げた。

 

足がしびれて、動けなくなっていたのである。

 

きっと、か弱い足にかかる負担が重すぎたのだろう。

ちーん。

 

ds-ccs (2011年7月 2日 17:52) | 個別ページ

被災地でのボランティア活動

ある自動車学校の指導員さんからこんな話を聞いた。

 

その自動車学校では現在、数名の指導員さんが、

東日本大震災のボランティア活動に参加している。

 

活動の内容はがれきの撤去。

 

その指導員さんからの報告によると、想像以上に過酷で、

作業が終わるころにはぐったりと疲れるそうだ。

 

何が辛いかというと、

「匂い」なのだそうだ。

 

撤去しているのは全壊したかまぼこ工場。

津波によって散乱した原料の魚が、いたるところで腐敗して、

強烈な匂いを放っているのだという。

 

それを聞いただけで、

私は暗澹たる気持ちになった。

 

写真を撮ろうと思っても、そんな雰囲気ではないという。

 

少しでもそんなそぶりを見せると、

周囲から冷ややかな視線を浴びるのだそうだ。

 

想像を絶する作業環境。

指導員さんは、どんな気持ちで作業をしているのだろうか。

 

しかし、その経験は必ず生きる。

 

そして、より多くの人に被災地での体験を語って欲しい、

そう思うのである。

 

ds-ccs (2011年7月 1日 09:48) | 個別ページ