研修の一環で、
他校に電話を掛けた事務員さんが、こんな話をしていた。
「応対は決して上手ではありません。
途中、『ええと、ええと』と詰まることも何度かありました。
でも、それが却って可愛く感じられるんです。
一生懸命さが伝わってきて、思わず申し込みたいと思いました」。
一方、別の教習所に掛けた男性指導員は、こんな感想をもらした。
「声の調子は上品で洗練された感じです。
でも、どこか上から目線なんです。
『別に入校してくれなくてもいいんですよ』
みたいなニュアンスが感じ取れるんです。」
先日、J〇Lを利用した際、着陸してゲートに向かう満席の機内で、
客室乗務員のアナウンスが流れた。
「皆様、広島は今日、気温が上昇して、好天に恵まれました。
夜も更けてまいりました。どうか目的地までお気をつけてお帰りください。」
なんじゃそら。
もっと気の利いたコメントは言えないのか。
声は笑顔になっているけど、内容があまりに薄い。
「久しぶりの満席で、涙が出るほどうれしゅうございました。うう・・・」
これなら、よかったなあと共感してあげることもできるだろう。(ムリか)
一生懸命に勝るものはない。
改めて、そう思うのである。

