ト〇タ・カ〇ーラの営業マン、タケダ君が
書類に印鑑をもらいにやってきた。
納車が少し早まったのだと言う。
「パソコンの画面に6月AとかBとか表示が出るんですよ。
川崎様はBという表示でしたからおそらく17日になると思います」。
などと、意味不明なことを言っている。
タケダくんは新婚さんで、
奥様が連れてきたネコとアパートで暮らしているという。
ネコの名前は「モモちゃん」、16歳になるそうだ。
16歳と言えば人間の歳で80歳である。
聞けば、押し入れも自分で開けて入って、
ドアもノブに飛びついて開けるのだと言う。
なんと、元気な80歳ではないか。
これに対して、当家のネコは12歳になるが、ドアが閉まっていれば、
座ったまま開けてくれるのをにゃあにゃあ言いながらひたすら待っている。
「今朝、足を噛まれて飛び起きました」。
まだネコに慣れないタケダくんは、戸惑い気味である。
しかし、いっしょに暮らしているうちに慣れてくるかと言えば、
そうでもない。
荒くて噛みぐせのあるネコの性格は変わらないし、
性格のよい当家のネコは、いつまでも穏やかでおとなしくてカワイイ。
なはははは。
勝負あり。
60歳になるにゃ。

