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2010年6月アーカイブ

実家に預けられる猫の気持ち

数日間、家を空けることになったので、

妻の実家にネコを預けることになった。

 

当家のネコは実家が大の苦手である。

実家には、元野良の若いオス猫がいて、いつもちょっかいを出してくる。

 

今日も、連れていかれることを空気で察知して、

朝からすこぶる機嫌が悪い。

 

写メールに写った表情は、こう訴えている。

 

「てめえ、いつもはネコっ可愛がりするくせに、

 おいてけぼりでいいと思ってんのか、こんニャろ!」

 

ご覧の通りである。

 

6月30日.jpg

ds-ccs (2010年6月30日 16:33) | 個別ページ

苦痛極まりない「前倒し」

訳あって、前倒しで仕事をしている。

普通なら1週間以上先でよい仕事を、昨日からやっている。

 

苦痛だ。

苦痛極まりない。

 

直前に仕事を片づけてこそ、価値がある。

それがB型である。

 

あらかじめ決められた計画を壊してこそB型。

気の向くまま計画を変更してこそB型。

 

という訳で、前倒しをしてやるはずだった仕事を放り投げてしまった。

 

しかし、世の中はB型の人間だけではない。

とりわけA型にとってB型の行動規範は迷惑千万である。

 

よってA型の妻は、よくイライラする。

 

しかし、前倒しの苦痛と、

妻を怒らせることで味わう難義を天秤にかけると、

後者の方が明らかにつらい。

 

A型に迷惑を掛けない程度に、放り投げる。

妻の怒りを買わない程度に、前倒しの用事をする。

 

それでいいじゃないか。

土俵際の崖っぷちから眺める景色が、

一番美しいのである。

 

ds-ccs (2010年6月29日 18:02) | 個別ページ

マグネット式クリップ広告

「実は、ウチのポストにこんなものが入っていたんです。」

 

ある教習所の経営者が差し出したのは、

水道の修理屋の広告で、大きさがカード大のマグネット広告であった。

 

「冷蔵庫に貼ってクリップとしてご使用ください」と書いてある。

 

なんでもその経営者の奥様が、

実際に冷蔵庫に貼っているのだと言う。

 

経営者は言った。

「何か、教習所でもこんなの作れませんかね?」

 

作るのは簡単だが、問題はどんな情報を載せるかである。

「大型免許」「けん引免許」など免許のラインナップを載せても、

家庭の主婦はたぶん冷蔵庫には貼らないだろう。

 

私はふと、

そのマグネット広告が名刺大であることに気がついた。

 

そうだ。

指導員さんの名刺をマグネットにしてはどうか。

 

担当した生徒さんに卒業時にプレゼントすれば、

冷蔵庫か車かどこかしらに貼ってくれるのではないか。

 

誰か入校希望者がいれば、

すぐに思い出すことができるし電話も掛けられる。

 

グッドアイデア。

だと思うけど、やっぱ没かな。

 

ds-ccs (2010年6月28日 18:05) | 個別ページ

Aさんが顔をゆがめた理由

ある教習所の事務員さん(Aさん)に、電話応対の参考になればと、

会員校のB校に電話をしてもらった。

 

ところが、しばらく説明を聞いていたAさんの表情がさえない。

その内、みるみるその表情が歪んできた。

 

こっちを見て「なに、ここ~」という顔をしている。

電話が終わって、その理由を聞いてみた。

 

いろいろと理由はあったものの、

一番、印象が悪かったのが、「声」だったという。

 

いかにも、「電話が鳴ったから仕方なく出ました。」

というオーラをむんむん漂わせていたそうである。

 

しかし、実際に電話を掛けてみることで、

「こんな電話応対の学校には行きたくない」

「この学校なら入りたい」

と感じることは、よい経験になるのではないだろうか。

 

「会員校の中で、電話応対ナンバー1になったる」。

 

Aさんにそう思ってもらえればいいなあと、

私は太宰のように不自然に笑った。

 

ds-ccs (2010年6月27日 11:02) | 個別ページ

面白いやら、情けないやら

事務員さんに電話応対の参考になればと、

今度は別の教習所で会員校さんに電話を掛けてもらった。

 

校長先生も同席されていた。

2校にかけたところで、校長先生が嬉しそうな顔でこう言った。

 

「これ、おもしろいですわぁ」。

 

あんまり楽しそうなので、

校長先生にもお父さんという役どころで掛けてもらったら、

あやしいおじさんに間違えられて責任者が出てきた。

 

7校ほど掛けてみたが、

どこも、期待したレベルの対応を聞くことはできなかった。

中には、耳を疑うようなことを言う事務員さんもいた。

 

校長先生がにやりと笑いながら言った。

 

「川崎さん、これって指導してる人が悪いんじゃないですか?

 誰かわかりませんけど・・・」。

 

ああ・・・・・・・・・・・・。

すみません。

すみません。

本当にすみません。

 

恥の多い人生を歩んできました。

 

私は、太宰治のような心境になり、

思わず『人間失格』の一節をつぶやいていた。

 

ds-ccs (2010年6月26日 10:45) | 個別ページ

「ご料金」を教えてください

ある教習所で、

事務員さんに電話応対の参考になればと、

他の会員校さんにかけてもらった。

 

問い合わせ内容は、夏のハイスピードプランである。

大学1年生の子供を持つお母さんになり切ってもらって、

期間と料金を聞いてもらうことにした。

 

ところが、電話した教習所の対応は、まるでよくなかった。

平気で「(朝から晩まで)カンヅメになりますよ」などと言われたらしい。

 

しかし、後で電話に出た事務員さんに確認したところ、

こんな答えが返ってきた。

 

「あの電話、絶対おかしいと思いました。

 だって『ご料金教えてください』って言うんですよ。

 普通のお母さんは『ご料金』なんてこと絶対言いません。

 直感的に、競合校に違いないと思って、適当な案内をしておきました。

 あははははは」。

 

うーん・・・くそ。

言われてみればたしかにおかしい。

 

もっと綿密な演技指導が必要だ。

免許を取る年代の母親役を完璧に演じてもらわなければ。

 

今度からオーディションを実施しよう。

 

ds-ccs (2010年6月25日 10:27) | 個別ページ

経営ビジョンと目ざまし時計

最近読んだ本にこんなことが書いてあった。

 

ある経営者が、経営ビジョンを社員に理解してもらおうと、

目ざまし時計とマグカップを作ったと言う。

 

なんで目ざまし時計?

どうしてマグカップ?

 

目ざまし時計は、普通アラームが鳴る。

 

しかし、この時計は、「起きてください」という言葉に続いて、

経常利益率や顧客満足度などの数値目標が音声で流れる。

 

アラームを止めないと、今度は社長の声で、

「〇〇〇を目指して、今日も頑張りましょう!」

というメッセージが流れるそうだ。

 

うーん・・・目覚めが悪いような気がする。

それ以前に寝付きが悪くなりそうだ。

 

同じようにマグカップも、

中に経営ビジョンや数値目標がプリントされていて、

飲み物が少なくなってくると、その文字が順番に姿を現すという。

 

・・・くつろげない。

 

しかし、社員はこの冗談のようなグッズを通じて、

楽しみながら経営ビジョンを憶えるそうである。

 

なんという右脳センス。

 

あなたの教習所でも作ってみてはどうだろう。

すぐに資源ゴミになったりして。

 

ds-ccs (2010年6月24日 18:04) | 個別ページ

カレーがまずければ返金

冗談のようなビール会社の系列会社も面白い。

そこはスキー場のレストランである。

 

スキー場のレストランと言えば、

まずいのがあたりまえと言う。

 

再生を請け負った経営者は、

レストランの責任者にこんな指示を出した。

 

「カレーがまずいというお客さんには、全額返金するよ」。

 

現場は戦慄した。

返金を求めるお客で大混乱になるのではないか。

 

責任者は死に物狂いでカレーの味を見直した。

辛さも選べるようにした。

 

それでも現場は戦々恐々として、

返金サービス初日を迎えた。

 

1日目・・・返金要求なし

2日目・・・返金要求なし

 

拍子抜けしつつあった3日目に

若者2名が「返金してくれ」と言ってきた。

 

そらきた。ついにきた。

おそるおそる理由を聞いてみたら、若者はこう言った。

 

「ごはんがベトベトなんですけど」。

炊飯器が老朽化していたのが原因だった。

責任者はすぐに最新の炊飯器を買いに走った。

 

結局、返金要求はほとんどなかったと言う。

その上、返金制度によってカレーの味と現場の責任感が一気に高まった。

カレーは一気にヒットメニューになったそうである。

 

サービスレベルが低い場合、

完全返金保証をするべきだと経営者は言う。

 

そのスキー場には、スキー教室にも

「上達保証制度」という返金保証制度があるそうだ。

 

ならば、自動車学校でもいろいろできそうではないか。

 

3月末までに卒業できなければ返金。

3日に1時限しか乗れなければ返金。

 

返金の山になったりして。

 

ds-ccs (2010年6月23日 10:51) | 個別ページ

ただものではないビール会社

その料金を見た時、私は自分の目を疑った。

料金が450万円と表示されている。

 

何の商品かって?

車でも中古住宅でもない。

 

ビールの値段である。

 

『夫婦で50年幸せセット』。

ビール毎月2ケース×50年分毎月お届け。

 

通常価格750万円のところ、300万円引き!

限定1名様。

 

お支払方法。

分割払いはできません。

 

日本全国、離れた島でも、山の上でも

店長がどこへでも集金袋を持って、

現金を徴収にうかがいます。

 

そして最後にこう書いてある。

 

「おふたり(注文された夫婦)の生存が確認できなくなった時点で

 配達を終了させていただきます。

 長生きしていただくと大変お得です」。

 

最初にこのサイトを見た妻は、

大笑いしながら私にメールを送った。

 

私も大笑いしながら、

出張先の自動車学校で全員にこの話をした。

 

おお。

気付いてみれば、何という口コミ効果。

 

しかも、私は1ケース6000円のビールを、

何の抵抗もなくすぐに買ってしまった。

 

うーん・・・何というマーケティングセンス。

ただものではない。

 

ds-ccs (2010年6月22日 10:26) | 個別ページ

頭に合うサイズの帽子がない

ショッピングモールに着いてすぐ、妻が、

「帽子が欲しいので見てくる。」と言って、

売場に消えていった。

 

私はしばらく本屋で時間を過ごしたあと、

「そろそろお昼にしよう」とメールを送り、

待ち合わせ場所のフードコートに行った。

 

帽子を買ったのかと思いきや、

妻は手に何も持っていなかった。

 

「買わなかったのか?」と聞いたら、妻はこう言った。

 

「私の頭は小さいので、

 気に入ったものでもサイズがないのです」。

 

そして、こう付け足した。

「あなたは反対に、頭がデカすぎてサイズがありませんわね」。

 

私は、表情を変えずにこう言った。

「うむ。我々が二人並ぶと、

 クリスチアーノ・ロナウドとドログバのようだな」。

 

妻は天井の方を向いて、

はっはっはっは、と爽快に笑った。

 

よし。

フェイススケール「8」をゲット。

 

ds-ccs (2010年6月21日 14:45) | 個別ページ

どうにも不可解な運転免許証

妻のご両親が遊びに来られた。

最近、仕事を始めたお義父様がこんな話をされていた。

 

就職する際、会社から履歴書を出してくれと言われたので、

改めて免許証を見たら、「大自二」と記されていることに気づいたと言う。

 

お義父様は不思議な面持ちで言った。

「わしは、今まで全然気がつかんかった」。

 

なぬ?

自分で取った免許ではないのか。

 

しかし、ご本人は大型二輪どころか、

原付の教習さえ受けたことがないという。

 

お義父様によると、昭和30年代に「大型特殊免許」を持った時に、

いっしょに付与されたのではないかと言う。

 

まさか。

当時の免許制度がどうなっていたかはわからないが、

「大型二輪免許」がおまけでついてきてよいのか。

 

しかし、お義父様の免許証には、

たしかに「大自二」と明記してある。

 

「お義父さん、二輪免許を取ったことを忘れているんじゃないですか?」

 

そんなこと聞けるはずもなく、

ご両親は上機嫌で帰っていかれた。

 

ds-ccs (2010年6月20日 14:16) | 個別ページ

新婚時期における行動心理

ある経営者がこんな話をしてくれた。

 

最近結婚した指導員のA君が、

ある経営に関する本をネットで買おうとしたところ、

在庫がなくて入手が随分先になるとのことであった。

 

A君は困ったものの、出版社に直接問い合わせてみたところ、

すぐに購入することができたそうである。

 

ところが、本を注文してほどなく、

新妻が、「はいこれ」と同じ本をA君に手渡した。

 

新妻は、A君が困っているのを知って、

密かに本を手配していたのである。

 

A君は、自分が注文したとは言えずに

笑顔で「ありがとう」と言ったそうである。

 

なんとも微笑ましいエピソードである。

 

 

私は、この話を自分に置き換えて考えてみた。

 

もしも、妻がある本を欲しがっていることを知って、

妻を喜ばそうと密かに注文したとする。

 

しかし結果的に、2冊の同じ本を購入することになる。

 

妻はきっとこう言って怒るだろう。

「もったいない!いらんことしんさんな」。

 

新婚。

それは気恥ずかしいくらい

人生において最も利他的な時なのである。

 

問題はいつまで続くかだが、

意外にみじけえぞ。

 

ds-ccs (2010年6月19日 11:31) | 個別ページ

「早得」という悩ましい航空券

ある経営者から電話があった。

「川崎さん、〇〇から〇〇行きの早得航空券使いませんか?」

 

聞いてみると、予定が変更になったのだと言う。

しかし、早得チケットは安い分、キャンセルすると50%も取消料がかかる。

 

経営者は苦笑しながら言った。

「早得航空券を買って、まともに使ったためしがありません」。

 

スケジュールがよく変わる人には、

早得はなじまないのである。

 

私は「社長は早得、買わない方がいいと思いますよ」と言いながら、

実は自分自身も何度もキャンセル料を払ったことを思い出した。

 

しかし、苦い思いを何度もしているにもかかわらず、

ついつい求めてしまうのである。

 

早得とは悩ましい。

 

まるで、かなわぬ恋のようなものか。

それとも破滅の罠か。

 

ds-ccs (2010年6月18日 15:00) | 個別ページ

3割増しと夏のバーゲン

ある会社でハガキのDMを出すことになり、

そこに載せる女性社員さんの似顔絵を私が描くことになった。

 

適当に描いて送ったところ、「残念ながら不採用」という連絡があった。

社員さんから「3割増」で描いてほしいという要望があったのだという。

 

そう言えば、以前私が「3割増しで描きましょう」と、

言ったような記憶があるような、ないような・・・

 

改めて私が描いた似顔絵を見たら、

3割増しどころか3~7割引きの夏のバーゲンセールのような出来栄えだった。

 

今は不況で、何でも安ければ喜ばれるが、

中にはいくら割り引いても喜ばれないものがあるのである。

 

あたりまえか。

 

ds-ccs (2010年6月17日 11:28) | 個別ページ

時々、脱力することがある

時々、脱力することがある。

今日はすでに2度脱力した。

 

ある指導員がこう言ったそうだ。

「残業にならないからやりません」。

 

ある社長がこう言ったそうだ。

「急に行けなくなりました」。

 

あれだけ利己的はダメですと言っているのに。

あれだけ目先で動いてはダメですよと言っているのに。

 

私が脱力していると、

妻が今日の食事をどうするか、

3択で選んで欲しいと言ってきた。

 

私は、

昼はカップ〇ードル、夜はびっくりド〇キーという、

最も脱力したメニューを選んでしまった。

 

あ~あ。

 

ds-ccs (2010年6月16日 12:10) | 個別ページ

ストーカーと名乗る指導員

「おれはストーカーやけん」。

 

3年前に免許を取った卒業生に指導員が言った。

いつまでも交通安全の呼びかけをするよ、という意味である。

 

笑いを取るつもりで言ったのだと思う。

しかし、言われた女の子は言葉に困っていた。

 

なぜか?

その指導員さんの外見が、

ぴったりストーカーキャラだったからである。(どんなキャラだ)

 

ストーカーキャラの人に、私はストーカーだと言われると

人は張り付いた笑顔のまま沈黙する。

 

卒業生は、なにげにスルーしながら次の話題を求めている。

しかし、指導員は追い打ちを掛けるように言った。

 

「まあ、体のいいストーカーやね」。

 

ストーカーに体のいい悪いがあるかい。

私はうつむいて笑うしかなかった。

 

ds-ccs (2010年6月15日 16:43) | 個別ページ

「監視人」と恐れられる男

ある部長に同行した。

 

卒業生のお宅に行くと、

アポイントを取ったにもかかわらず留守であった。

 

部長は狼狽した。

「これって、ふ、不在になりますよね」

 

そりゃそうだ。

だが、帰ろうとした時に、庭の奥からおじいさんが出てこられた。

 

部長はとたんに元気になった。

 

おじいさんは奥でおばあさんとともに、

ピーマンの皮剥きの仕事をしていたのだった。

 

「不況でどこも大変です」という世間話をしていたら、

唐突に部長が私を指さしてこんなことを言った。

 

「私もこうして監視人をつけられているんです。

 きちんと仕事していなければ私の首も危ないんです。えへへへ」

 

こらこらこらこら。

誰が監視人じゃ。

 

どうせ言うのなら、もっとかっこよく、

「仕分人」とか言わんか。

 

しかし、おじいさんとおばあさんは、

私には目もくれず、ピーマンの皮を剥き続けていた。

ds-ccs (2010年6月14日 11:08) | 個別ページ

いい人を紹介してください

ある指導員さん(Kさん)と卒業生のお宅を訪問した。

 

ちょうど担当した二人の姉妹とおばあさんが在宅で、

全員が笑顔で迎えてくれた。

 

そのご家庭は訳あって、おばあさんが二人の孫娘を育てたそうである。

おばあさんと言っても、気丈さからか若々しい印象を受ける。

 

おばあさんは気さくな笑顔を振りまきながらこう言った。

「こっちが20歳で、こっちが18歳。

 どちらもいい子です。きれい好きだし料理もできるし。

 この子たちの相手はぜひKさんに見つけてもらわないと」。

 

Kさんは、

「いやあ、それは・・・」

と、困った顔でしきりに照れていた。

 

帰り間際、おばあさんは孫娘に、

「仏壇の前にある、あれもってこい」と言って、

栄養ドリンクを1ケースくれた。

 

1本ではなく1ケース(12本入り)である。

 

梅雨空の雨は強くなる一方だったが、

私は晴れやかな気分でその家を後にした。

 

ds-ccs (2010年6月13日 10:33) | 個別ページ

揺れながら大きく傾いた時

飛行機が降下を始めた頃から、

揺れがひどくなった。

 

梅雨に入った南国の空は雨雲に覆われ、

強い風が吹く荒れ模様の天気である。

 

空港に近付き、高度が下がるにつれて

揺れも激しくなるようであった。

 

飛行機が旋回のため大きく傾いた時であった。

斜め前に座っていた小さな女の子がこう叫んだ。

 

「落ちるぅ!」

 

私は口から心臓が飛び出しそうになった。

と同時に、機内はどよめきに似た笑いが起こった。

 

おいおいおいおい。

もっと普通に子供らしく、「こわーい」とか、

「いやー」とか「きゃー」とか言えんものか。

 

よりによって「落ちる」はないだろう。

 

おじさん、マジにビビった。

 

ds-ccs (2010年6月12日 22:36) | 個別ページ

儲かるかもしれないが...

ある都市圏の人口密集地で、通学で20万円を下回る、

安売り合戦が繰り広げられている。

 

その地域にある教習所のホームページを見て驚いた。

ロビーは都市ホテルのようで、インテリアも豪華。

 

しかし、そんな料金で経営が成り立つのか?

実はとても儲かっているのだと言う。

 

理由は、ふたつ。

ひとつは免許取得人口が多いこと。

 

そしてもうひとつが、人件費の安さだ。

時給1000円。

 

ただし、聞いた話によれば

インターバルの内7分間は休憩と見なされるので、

正確には53分給883円なのだそうだ。

 

教習料金を18万円としても、

時間で割ると1時間当たり約5500円になる。

 

時間当たりの売上5500円に対して、人件費883円。

 

固定費がほとんどを占める費用構造なので、

料金が安くても、教習をすればするだけ会社は儲かることになる。

 

しかし・・・

そこで働く指導員さんが、仕事に誇りとやりがいを持っているかと言えば、

それはどうも違うような気がするのである。

 

ds-ccs (2010年6月11日 16:56) | 個別ページ

指導員全員がipadを持つ

ある自動車学校で、

指導員全員にipad(アイパッド)を持たせたという。

 

課に1台ではない。全員である。

わお。

 

ipadを持って訪問するとどうなるか?

 

それまでの訪問履歴が現場で確認できる。

もちろん訪問後の報告書もその場で書き込むことができる。

 

個人情報はインターネットから呼び出すので、

紛失や盗難などによる流出のリスクもない。

 

いずれは、最短の訪問ルートが一瞬でわかるようになるそうだ。

すごい時代になったものである。

 

指導員全員が、

ミッション・インポッシブルのイーサン・ハントみたいだ。

 

かっちょええ。

誰もが、トムクルーズに見えてくる。

 

んな訳はないが、

くれぐれも落として壊さんようにね。

 

ds-ccs (2010年6月10日 18:06) | 個別ページ

しつこいようだが本の話

しつこいようだが、またもや本の話である。

Hさんの嫌そうな顔が目に浮かぶ。

 

ところで、今回の本は3人の経営者に

「あとがき」を書いてもらうことになっている。

 

そして・・・

もう出来上がっている。

うそ。

 

しかも・・・

「あとがき」だけですごいボリュームである。

マジ?

 

なんと・・・

50ページは超えるのではないか。

おわあ!

 

ひょっとしたら・・・

本編よりも「あとがき」の方がページが多いという、

前代未聞の本ができるかもしれない。

 

げ。

Hさん、ごっつ睨んではる。

ほな、さいなら。

ds-ccs (2010年6月 9日 17:25) | 個別ページ

「影の鬼編集長」と呼ばれて

本を執筆中のHさんから昨夜メールが届いた。

 

ブログを読んだある教習所の経営者さんから、

叱咤激励の電話がかかってきたらしい。

 

メールにはこんなことが書かれていた。

 

「非常に怖い影の鬼編集長の監視下にあり、

 鬼気迫り、身の引き締まる思いです。」

 

字が震えていた。(うそ)

Hさんがそんなにビビっていたとは知らなんだ。

 

しかし、普通そこまで言うか。

 

私はすぐに返信メールを送った。

「"監視下"ではなくて、Hさんはみんなの"注目の的"なのですよ」。

 

そしたら、今度はこんなメールが返ってきた。

「やさしいお言葉に感謝!です。

 私が息絶えた時、棺桶に入れてもらえるような本にしたいと思っています」。

 

そうですか。

 

だったら、自転車こぐように、

書いて書いて書きまくるのだぁぁぁぁ。

 

やっぱ、鬼だわ。

 

ds-ccs (2010年6月 8日 10:37) | 個別ページ

執筆活動はたいへんだ

顧客創造研究会から本を出すことになった。

その原稿を執筆しているHさんから途中までの原稿が届いた。

 

少し前にHさんがこんなことを言っていた。

「だいたい3分の2くらい書けました」。

 

3分の2というと、本のページ数を200ページとすると、

130ページ前後は書けたということになる。

 

ものすごい鬼のように速いペースである。

「ハイスピードプラン」よりも早いだろう。(?)

 

私は、ウキウキしながら原稿を読んでみた。

 

・・・ありゃりゃん?

これって、少なくね?

 

ページにして約20ページ分位しかない。

てことは完成版は30ページということになる。

 

うーん・・・それって本か。

 

でも、まあ、今ノリに乗っているHさんのことだから、

あと180ページくらい難なく書きあげるだろう。

 

何の心配もいらない。

私たちは温かく見守っていますよ。

Hさん。

 

ds-ccs (2010年6月 7日 12:05) | 個別ページ

いくらピッチャーがよくても

ある自動車学校が、地域のイベントに参加することになった。

 

担当である営業リーダーの指導員さんが、そのイベントについて、

他の社員に意見を聞いた時、こんな反応が返ってきたという。

 

「そんなこと、やってもしょうがないよ」。

 

イベントの詳細や、その時の状況はよくわからないが、

その指導員さんによると、会社の中に

「面倒なことはやりたくない」的な空気があるという。

よくあることではある。

 

ところが、

その教習所のモットーは「全員野球」なのだそうだ。

 

「全員野球」とは、全員がそれぞれの役割を果たそうとする組織のことで、

エースはもちろん、補欠もマネージャーも勝利のために力を出し切る組織のことである。

 

悲しいかな、モットーと実態が乖離している。

 

その指導員さんは馬力は10人力だが、

一人で頑張っても、勝ち続けることはできないだろう。

 

エースひとりだけでは勝てないのである。

 

今のカープのように。

 

ds-ccs (2010年6月 6日 23:11) | 個別ページ

配車を変えると人も変わる?

ある教習所が、配車を改善して生徒を増やすことに成功した。

そこで配車担当者をしているAさんがこんな話をしていた。

 

「今のウチの状況は、

 水につかった雑巾を持ち上げただけの段階です」。

 

雑巾を持ち上げれば、含んだ水が落ちる。

 

Aさんは言った。

「その雑巾を絞るのが、これからです」。

 

おお。

あんた、ええこと言うやんけ。

 

しかし、Aさんは当初、

配車の改善に大反対をしていた人である。

 

彼は口を開くたびにこう言ったそうだ。

「そんなこと絶対にできません。無理です」。

 

それが今では先頭に立って、

さらなる改善にチャレンジしようとしている。

 

彼のモチベーションはおそらく入社以来最高に高まっている。

人って、おもしろいなあ。

 

ds-ccs (2010年6月 5日 10:23) | 個別ページ

生存の欲求という基本的欲求

人には「生存の欲求」という、

基本的な欲求があるという。

 

どんな欲求かと言うと、

息をしたり、食べたり、飲んだりしたいという欲求である。

また、安全でいたいというのも生存の欲求なのだそうだ。

 

そして、この欲求が満たされないと、

仕事に対するモチベーションが下がる。

 

そりゃそうだ。

水しか飲んでなければ仕事などする気になれないだろう。

 

ところが、この欲求が満たされていないために、

モチベーションが低下している人が少なくない。

 

会社の業績低迷によるモチベーションダウンである。

会社が存続できないかもしれないという状況で、

人はなかなか頑張ろうという気になれないだろう。

 

雇用の問題は、職場で最も「生存の欲求」に影響を及ぼすという。

 

人員削減や人件費カットによって、目先の危機は凌げるかもしれないが、

想像以上の社員のモチベーション低下を招く。

 

「これだけ生徒が減っているんだから、

 危機感を持って頑張ってくれるだろう」。

 

そんな期待は100%外れる。

 

ある経営者は言う。

「人間の能力はの差は、通常は2倍ですが、

 やる気は100倍くらいの差があります。

 業績が落ちている時は、経営者も社員もやる気が落ちていますので、

 それを上げていけば当然、業績は回復します」。

 

やっぱ、大事だなあ。

社員研修。

 

ds-ccs (2010年6月 4日 09:48) | 個別ページ

コンサルタントの見分け方

ある経営者が言った。

 

「この業界、本当にろくなコンサルタントがいませんよ」。

そうだ、その通りだ。

 

「業績があがらなくても、お金だけふんだくっていくんですから」。

そうだ、もっと言ってやれ。

 

「コンサル料の3倍、収益があがらなければダメでしょ」。

その通り。あがらなければダメだろが。

 

「どこを支援しているかも言えないんですから」。

それっておかしいだろ、絶対おかしいだろ。

 

「生徒が何人増えたか言えないってことは、増えてないってことでしょう」。

そうそう、増えてないに決まってるよ。

 

「ホントにこの業界、ろくなコンサルがいませんね」。

 

・・・・・・だんなぁ、

それくらいにしてやってもらえませんか。

あっしの心がヒリヒリしていけねえ。

 

ds-ccs (2010年6月 3日 22:47) | 個別ページ

タケダさんちのネコは16歳

ト〇タ・カ〇ーラの営業マン、タケダ君が

書類に印鑑をもらいにやってきた。

 

納車が少し早まったのだと言う。

「パソコンの画面に6月AとかBとか表示が出るんですよ。

 川崎様はBという表示でしたからおそらく17日になると思います」。

などと、意味不明なことを言っている。

 

タケダくんは新婚さんで、

奥様が連れてきたネコとアパートで暮らしているという。

 

ネコの名前は「モモちゃん」、16歳になるそうだ。

16歳と言えば人間の歳で80歳である。

 

聞けば、押し入れも自分で開けて入って、

ドアもノブに飛びついて開けるのだと言う。

 

なんと、元気な80歳ではないか。

 

これに対して、当家のネコは12歳になるが、ドアが閉まっていれば、

座ったまま開けてくれるのをにゃあにゃあ言いながらひたすら待っている。

 

「今朝、足を噛まれて飛び起きました」。

まだネコに慣れないタケダくんは、戸惑い気味である。

 

しかし、いっしょに暮らしているうちに慣れてくるかと言えば、

そうでもない。

 

荒くて噛みぐせのあるネコの性格は変わらないし、

性格のよい当家のネコは、いつまでも穏やかでおとなしくてカワイイ。

 

なはははは。

勝負あり。

当家の猫.jpg 

60歳になるにゃ。

ds-ccs (2010年6月 2日 23:14) | 個別ページ

タンバリンのたたき過ぎ

先日の合宿ミーティングの最終日に、

カラオケ屋さんで懇親会を実施した。

 

みんな大はしゃぎで大いに盛り上がったが、

はしゃいでいる人にはどうも二つの種類があるように思える。

 

ひとつは、心の底から楽しんでいる人。

もうひとつは、とにかく日頃のストレスを発散している人。

 

どちらも見ていて面白いが、

ストレス発散タイプの人は、力が入り過ぎているように思える。

 

カラオケが始まって終わるまで、

ずっとタンバリンを叩きまくっている人(Aさん)がいた。

 

Aさんは、なかなか改革が進まない学校で、

経営者と現場の板挟みになっているようだった。

 

Aさんは、タンバリンを握りしめる手が赤くなっても狂ったように叩き続けた。

翌朝、見ると見事に腫れあがっていた。

 

しかし・・・

Aさんの学校は、これから改革が一気に進んでいくだろう。

 

そうしたらAさんのタンバリンは、

もっと軽やかでリズミカルになるはずである。

 

間違いない。

 

ds-ccs (2010年6月 1日 16:40) | 個別ページ