いつも利用するセルフ印刷のお店がある。
そこにはタナカさんという女性スタッフがいて、
いつも笑顔で気持ちの良い対応をしてくれる。
セルフながら、私の名前も覚えてくれていて、
先日も印刷をしているとやってきて、気軽に声をかけくれた。
「川崎さん、お久しぶりですね」
「はい。以前は毎月来てたのにすみません」
「いえいえ・・・でも、もう長いですよね。〇〇町にお店があった頃からですから」
「何年になりますっけ?」
「もう8年になります。川崎さん全然変わらないですよね」
うーん・・・なんてさりげないヨイショだろう。
私も応戦する。
「タナカさんも、看板娘長いですよね」
「あははは。もう娘じゃありません。いつのまにか一番の古株です」
「タナカさんなら70歳まで看板娘OKです」
いくらなんでも言い過ぎである。
その店は、いろいろと機械のハプニングやトラブルもあって、
今回も二日間通うことになった。
しかも、タナカさん以外のスタッフは、
どんよりと暗い人や笑顔のない人も多い。
それでも、帰る時はいい気分になっている。
笑顔と愛嬌が売りの「看板娘」に、年齢は関係ないのである。

