最近、たまにスーパー銭湯に行く。
先日、行った時にロッカーの前で服を着ていたら、
おじいさんがゆらゆらと近づいてきて、私にこう言った。
「おにいさん。こりゃあ、どこかいの?」
自分のカギ番号のロッカーを探していたのである。
私は眼鏡をかけていなかったので、あたふたしながら探してあげた。
おじいさんは笑顔で、「へいへい、ありやとやんした」とお礼を言った。
別の銭湯でもこんなことがあった。
マッサージ風呂に入ったのはよいが、ジェット噴射が左側しか出ていない。
あれあれと思いながらも、「まあ、いいか」とそのままでいたら、
やっぱり、おじいさんが近づいてきて、私にこう言った。
「おにいさん、そこ、片方しか出とらんじゃろう」。
私が、「はい。右が出ていませんよ」とうなずくと、
「ほうじゃろ。こりゃあ、言わんにゃあいけんの」と言った。
このように、スーパー銭湯では、
私は「おにいさん」と呼ばれるのである。
家では「おっさん」とか「おじいちゃん」とか言われることが多いので、
何だか、ちょっと、うれしい気分である。

