突然、びっくりするくらいの
ガタガタという物音で目が覚めた。
まだ外が暗い早朝である。
妻も驚いて飛び起きた。
起き上って、あたりを見回すと、
妙な光景が目に飛び込んできたと言う。
当家のネコが、カーテンに爪を引っ掛けたまま、
ちゅうぶらりん状態になっていた。
ゆっくりと右に回転しては、今度は左に回転した。
ネコはニャンとも鳴かず、じっと揺れていたそうである。
繊細な性格なので、泣きわめいて、
寝ている我々に迷惑をかけたくなかったのかもしれない。
それとも、朝日を見るために、
ロッククライミングでもしていたのか。
いずれにしても迷惑なので、
今晩、爪を切ってやろう。

