というタイトルの本に、こんなことが書いてあった。
「昔、『西部警察』という刑事ドラマがありました。
私(筆者)もこのドラマが好きでよく見ていましたが、
何度か見ているうちに、番組が始まって5分もすると、
誰が犯人でだれが味方なのか、すぐにわかるようになりました。」
その判断材料になったのは「車」なのだそうだ。
番組には自動車メーカーがスポンサーになっていて、
そのメーカーの車を運転しているのが、刑事やよい人物。
反対に、他メーカーの車を運転しているのが「悪者」。
これは、「プロダクト・プレイスメント」という広告手法だそうで、
宣伝広告とは気付かせることなく、商品をPRするやり方なのだそうだ。
言わば、見ている人を
「かっこいい人、正義の味方は〇〇〇の車に乗るんだよ」
と"洗脳"するための技術である。
そう言えば以前、指導員さんに同行した際、
あるご家庭の車庫に古いスポーツタイプの車が置いてあった。
その指導員さんは、出てきたお父さんに開口一番言った。
「あの車、〇〇〇じゃないですか!すごいですね。
西部警察で使われていた車ですよね」
それから30分、延々とその車の話で盛り上がった。
なるほど。
二人ともしっかり洗脳されていたのである。
テレビって怖いな。

