人はよく、こんな誤った考え方をしてしまう。
「俺たち指導員がいるからこそ、教習所はやっていける」。
つまり、指導員がいなければ、
教習所なんて成り立たない、という考え方である。
こうした考え方が「風土」になってしまっている教習所は、
いずれ、潰れてしまうだろう。
実際、「俺がいなければ」と思っている人がいなくなって、
会社が立ち行かなくなることは、まずない。
会社という存在がなければ、指導員も存在できないし、
お客様の満足なしに、会社は存続できない。
そもそも、会社とは「社会」のものなので、
社会への貢献=地域やお客様に喜んでもらうことなしに、
存続することはできない。
お客さんに喜んで欲しい、
とコツコツ努力している指導員がいる教習所だけが、
存続を許されるのである。
どんな考え方をしようと自由ではあるが、
会社がなくなってから後悔しても遅いことだけは確かである。
勘違いが命取りになるのである。
「俺たちがいるから」という考え方は、
指導員として本当に喜ばれた経験がないことからくる、
存在価値の主張なのかもしれない。
そんな人には、ためしに生徒さんの親御さんに、
「おめでとうございます。検定、一発で見事合格ですよ」
と電話をしてあげることをお勧めする。
「ありがとうございます」
というたった一言で、きっと、あなたは笑顔になると思う。
間違いなく。

