衝動で、ホラー小説を買った。
普段はそんなジャンルの本など読まないのに。
なんと670ページの超長編である。
それ自体がホラーではないか。
家に帰ってさっそく読み始めた。
100ページ読んだが、怖くならない。
200ページ読んだが、まだ怖くならない。
300ページ読んだが、やっぱり怖くならない。
400ページ読んだが、どういう訳か怖くならない。
500ページ読んだが、不思議なことに怖くならない。
そして、遂に600ページまで読み進んだ。
が、困ったことに怖くならないのである。
このことを妻に言ったら、
「うーん、それがホラーじゃね」と感心していた。
あと、70ページ。
最後まで怖くなかったらどうしよう。
ホラーではなく、ホラだった。
なんてね。

