ある自動車学校で、指導員から
「勤務時間中に、市内を運転していて看板にぶつけてしまった」
という報告があった。
報告によると、車体の損傷ははく、
看板も目立ったへこみやキズもなかったということであった。
経営者はそれはどんな看板かと聞いたところ、
「え?憶えていません」という答が返ってきたので驚いたそうである。
人さまのものに多少なりとも傷をつけたのだから、
報告で最も大事なことは、その看板がどこの会社のものか、ではないか。
経営者は、それを確認させるためにもう一度現場に行かせたら、
ある建設業の看板であることがわかった。
そこで、経営者は菓子折を持たせて、その指導員を謝罪に行かせた。
帰ってきた指導員に状況を聞いて、経営者はまた唖然とした。
「相手の方ですか?はあ・・・役員風の方でした。名前?聞いていません」
仕方ないので、再度訪問させて、
今度はちゃんと名刺をもらってくるように指示をしたそうである。
すると今度はきちんと相手の名前を聞いて名刺も貰ってきたと言うので、
ひと安心して、その名刺を見せるように言ったところ、
その指導員は、相手の名刺をなんとズボンのポケットから出したのだそうだ。
「き、君、名刺入れ、持ってないの?」
「はい、持っていません」
それにしてもズボンのポケットに入れるか、普通・・・。
経営者は、頭痛がしてきたと言う。
その指導員さんは、教習面では非常に優秀で、
先日もあるコンテストで優勝したとのことだった。
なのに・・・
この一般常識の無さっていったい・・・。
結論。
自動車学校で社員教育はものすごく大事。
もう一度言います。
自動車学校で社員教育はものすごーーーく大事。
以上。

