企業が採用面接で、学生にこんな質問をするらしい。
「尊敬する人は誰ですか?」
すると、多くの学生はこう答えるそうである。
「両親です」。
なかなか優等生的な答だと思いきや、
これは、面接のマニュアル本に書いてあるとか。
あまりに同じ答えが返ってくるので、企業もうんざりするらしい。
しかし、本当に両親を尊敬しているのだろうか?
もちろん、尊敬している人を否定するわけではない。
私の場合、感謝はしているが、尊敬となるとちょっと違う。
では、尊敬している人は?と聞かれて頭に浮かぶ人は誰か、
それは、西川美和さんである。
少し前に、芥川賞候補に「西川美和」という名前を見つけて、
同姓同名かと思ったが、なんと映画監督のご本人、その人であった。
この時、私は驚愕した。
映画は映像が「言語」である。
小説は言うまでもなく文章が「言語」だ。
「人間」を描くのにふたつの言語で表現できる人、
私はそんな人がこの世にいるとは思いもしなかった。
しかも、知的な美しさを兼ね備えている。
最近、勝間さんがやたら注目を浴びているが、
西川さんの才能には、ひれ伏すばかりである。
ちなみに、広島市出身。

