ある指導員さん(Aさん)に同行した。
Aさんは言った。
「今日、誕生日なんです」。
この日は、Aさんの39回目の誕生日とのことであった。
Aさんはコツコツとまじめに伝道師活動をする人である。
指導員歴はまだ浅いものの、
お客様から高い信頼を得ている。
訪問先では卒業生の母親、父親、本人が最高の笑顔で迎えてくれた。
トラックの運転手をしているお父さんは、
うれしそうに顔をしわくちゃにしていた。
来月、お子さんが入校するというお母さんは、
わざわざ門のところまでやってきて、
「帽子がよく似合いますね」と、黄色い伝道師サンバイザーを褒めてくれた。
みんな、まるでこの日がAさんの誕生日であることを知っているかのようであった。
いっしょにいる私までもがしみじみと幸せな気分になった。
私は、思った。
Aさんのもとに「誠実の神様」が舞い降りてきて、
祝福してくれているのかもしれない、と。

