黄色いサンバイザーをかぶって、伝道師活動に同行した。
サンバイザーはこれまでのジャンパーに替わる伝道師ウエアである。
ジャンパーに比べたら地味だろうと思っていたが、
なかなかこれも派手でよく目立つ。
道ですれ違った人、全員がじろじろ見るので、
日頃、愛想のよくない私も、ついにこにこ笑顔で
「こんにちは」と挨拶をする。
ところで、サンバイザーは帽子の一種なので、
訪問時と帰る時は、サンバイザーを脱いで挨拶をする。
これがとても礼儀正し見えてよろしい。
私は、サンバイザーをとって挨拶をしている内に、
中学の時の野球部を思い出した。
毎日練習の時に、
「ざああああああああす(たぶん「おはようございます」)」
「おっさあああああい(たぶん「おやすみなさい」)」
などと大きな声を張り上げて挨拶をしていた。
サンバイザーを脱いだりかぶったりしている内に、
丸坊主の中坊に戻ったような甘酸っぱい気持ちになった。
とはいえ、三杯酢(サンバイズ)などとおやじギャグを言うつもりはない。
あ、言ってるか。

