ある都心のホテルに妻と泊まった。
普段は利用することなどない敷居の高そうなホテルである。
部屋は30階なので、眺めが抜群によい。
なんとカーテンは電動で開閉できる。(別に変な意味ではない)
CDもないのにCDデッキまで置いてある。
風呂には1回しか入らないのに、タオルが山ほどある。
うーむ・・・いつもはビジネスホテルを利用するので、
なんだか落ち着かない気分である。
冷蔵庫があったので開けてみた。
中にはいろいろな飲み物がある。
見慣れない日本酒まである。
冷蔵庫の上の引き出しには、ウイスキーのミニボトルがきれいに並べてあった。
何気に伝票を見たら、目が飛び出そうになった。
日本酒の1合瓶が2480円もする。
とても酔えない。
それだけではない。
自販機で120円で売っているミネラルウォーターが480円もする。
缶ビールもジュースもコンビニの4倍である。
私が、「ひえー」とか「うわー」とか叫びながら、
いちいち冷蔵庫の商品の値段を読み上げていたら、
窓辺にいた妻がポツリと言った。
「ぼったくりバーですね」。
なるほど、うまいことを言う。
ざぶとん1枚。

