ある教習所で、卒業生や在校生が参加してのバーベキュー大会が実施された。
経営者が見ていると、指導員が肉や野菜を一生懸命に焼いているそうだ。
卒業生に喜んでもらおうと思う気持ちはわかるが、
バーベキュー大会の目的は、肉や野菜を焼くことではない。
そう言えば、他の教習所でも一日開放イベントで、
指導員さんが焼きそばやポップコーンの屋台で、
くたくたになると言う話を聞いたことがある。
肉や焼きそばを焼いていては、
お客さんと話をすることができない。
つまり、一番大事なコミュニケーションが取れないのである。
イベントでの何気ない会話から紹介で入校が決まることがよくある。
フランクフルトやポップコーンにつきっきりになっている場合ではない。
目的と手段を履き違えてしまうと、
いくら本人は頑張ったつもりになっても、
最後に徒労感が残るだけである。

