ある革命家の映画を観た。
彼は、一国の革命を成し遂げた。
しかし、そのあと、約束された地位を捨てて、
他の国の革命のためにゲリラ活動に身を投じ、
命を落とした。
彼は言った。
「革命は"愛"だ」。
彼が死後も愛されている理由がそこにある。
愛とはつまり「利他」。
革命家も、政治家も、事業家も、労働者も、
「利他的」な人と「利己的」な人に分かれる。
どちらが幸福な生き方ができるか。
どちらが人に感謝される生き方か。
どちらが誇りと笑顔に満ちた生き方か。
彼はついに政府軍に捕まり、薄暗い小屋に入れられた。
そこには監視の兵がいた。
彼はその兵士に話しかけた。
「名前は?」
「出身はどこだ?」
「そうか」
彼は笑みを浮かべて静かに言った。
「縄をほどいてくれないか」
兵士はその言葉に動揺し、混乱し、小屋にいられなくなった。
そのシーンを何度も思い返しながら、
雨の中、家路についた。

