ある教習所からなしが届いた。
なんでも、社員さんの実家がなし園をやっておられるらしい。
冷やしておいたそのなしを今日いただいた。
大きななしの玉を手に持って、皮をむいていると台所に風が吹き込んできた。
いつもとは違う、そよそよと涼しい風である。
私は、なしを持ったまま、しばらくその風にそよぐカーテンを眺めていた。
なしは、果汁をたっぷりと含んでいて、甘かった。
今日は一日、涼しい風が吹き続けた。
季節の変わり目に、美味しいなしを食べられる幸せ。
今年も、秋がきた。
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