ある経営者から「"免許○○"というあっせん業者のサイトを見てください」と電話が掛かってきた。
すぐに、ネットで検索してみたところ、教習料金が異常に安いことに気が付いた。
合宿ならまだしも、通学料金である。
おかしいと思って、さらに詳しく見ていったら、すぐに安い理由がわかった。
検定料などの諸費用3万円以上が「別途料金」となっていたのだ。
明らかに公正競争規約に反している。
しかも、この業者のサイトの中で頻繁に使われているキャッチコピーを見て、眉をひそめた。
「直接、教習所の窓口で申し込むよりも最大で○万円お得です」
なんて、魅力的なキャッチコピーなのだろう。
でも、本当なのだろうか。
そこで、この業者と契約しているある関係先の教習所の料金と比較してみた。
すると、確かに「通常価格」においてはそれくらいの価格差は認められた。
だから、うそではない。
ところが、現在実施中の「学生キャンペーン料金」との比較では、反対に直接申し込みの方が安いことがわかった。
聞けば、この業者からの送客が急増しているという。
「窓口よりも安い」というキャッチと、規約違反の料金表示。
お客も教習所も見事にこの業者の術中に嵌っているのだ。
結果、お客は高い料金を払わされて、教習所は何万円もの手数料を払わされる。
こんな馬鹿な話はない。
巧妙なことに、ネットで教習所名を検索すると、スポンサーサイトの一番上にその業者のサイトが表示される。
そこをクリックすると、「直接申し込むより安い」というキャッチコピーと、諸費用を除いた異様に安い料金が現れる。
お客はここで、魅力を感じながらもすぐには申し込まない。
「損をしたくない」という心理から、ほぼ間違いなく、その教習所のホームページを見る。
そして料金を調べる。
そして、パッと見の料金を比較したときに、安いのは当然業者の料金だ。
ここで、詳細に調べるお客がどれくらいいるだろう。
ホームページのデザインがダサければ、なおのこと業者に流れるだろう。
勝負あり。
その業者からの送客が増える理由(わけ)である。
問題は、こうしたやり口を教習所サイドが知っているかどうかだ。
知っていたらすぐにでも規約に基づいた料金表示に即刻直すよう、行動を起こすべきだ。
検索結果のところでキャンペーン料金をしっかりPRすべきだ。
もしも知らないとしたら、あまりに情けない。
「お客が減っている中で、たくさん送ってくれてありがとう」などと思っている教習所があるとしたら、輪を掛けて情けない。
でも、まさか・・・
いくらなんでも、そんなことはない。
そんなに情けない教習所などあるはずがない。
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どなたか、「そうだ」と言ってください。
お願いです。

