保育園では、保育士に加えて看護士を常駐させるという規則がある。
たいてい看護士は動きやすいスタイルで子供と過ごす。
ところが、保護者はそれで安心しているかというとそうではない。
いくら「ウチには看護士が常駐しています」と言っても、本当にいるかどうか自分の目で確認できないと安心できないのだ。
では、どうすればよいかというと、看護士にナースキャップをかぶらせるのだそうだ。
これなら看護士がいることは一目瞭然。保護者も見ていて安心感を覚える。
見た目から得る安心は、耳で聞く以上に効果が大きいのだ。
ある経営者の方から勧められた本にこんなことが書いてあった。
なるほどなあと思う。
先日、ある教習所の経営者といっしょに指導員のポスティングに同行した。
ふと、ウインドガラスに写った姿を見て「あれあれ」と思った。
私とその経営者二人から営業のオーラがもうもうと沸き立っているのだ。
二人とも、いかにも「ビジネスマンですよ」といういでたちなのである。
我々が「交通安全の呼びかけですよ」と言っても相手は信用しないかもしれない。
ナースキャップの代わりになるものが必要だ。
夜回り青年団が着ている「火の用心」と背中に書いてあるハッピが必要だ。
パッと見で安心してもらえるようなものって何だろう?
黄色い旗を振りながら街中を歩こうか。
それとも警備員のようなかっこをしてみようか。
うーん・・・あっ、そうだ。

