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イルミネーション

ご近所に派手なイルミネーションを飾り付けている家を見つけた。

イルミネーション.jpg

 

クリスマスは終わり、正月も終わったというのに、

このきらびやかな飾りようは、いったいどうしたことか。

 

3階建ての建物の1階部分は事務所になっているようである。

事業所名が書かれた看板がかかっている。

そこには「〇〇葬祭」と書いてあった。

 

葬儀屋さんなのである。

 

ds-ccs (2009年1月 6日 20:17) | 個別ページ

年賀状

妻に年賀状を出してみた。

元日にそれを見つけた妻は予想以上に喜んでいた。

「じーん」ときて泣きそうになったと言う。

妻は、その年賀状を写メールして実家の父上、母上に送ったところ、

それを見たご両親は本当に泣いたそうである。

ほとんど冗談半分のつもりだったのに。

 

言葉にするのが照れくさいことがある。

面と向かって言いにくいこともある。

それをはがきで伝えると、言葉の何倍、何百倍にもなって相手に届く。

 

はがきさん、ありがとう。

  

ds-ccs (2009年1月 4日 17:14) | 個別ページ

おだやか

元日。

実家近くの遊歩道を散歩していたら、

目の前に広がる景色に足が止まった。

 

こんもりとした島、

浮かぶ牡蠣いかだ、

波ひとつない海、

 

どこまでもおだやかである。

 

瀬戸内海.jpg

 

ds-ccs (2009年1月 1日 21:02) | 個別ページ

ニュースレター

昨日の深夜2時、ニュースレター新年号が完成した。

最後の5行に1時間を要した。

予想外の難産である。

 

さっそく、ある自動車学校の経営者にメールで送った。

今朝、パソコンを開くと感想メールが届いていた。

着信時刻は4時39分。

 

その経営者はすぐに別の自動車学校にも転送してくれていた。

送信時刻、5時03分。

自分の自動車学校にもネット上で回覧してくれていた。

その時刻、7時40分。

 

午前2時の完成からわずか6時間で、

100人以上の人に読むことのできる環境が創られたことになる。

 

私はまだ、顔も洗っていなかった。

 

ニュースレター.jpg

 

ds-ccs (2008年12月30日 21:14) | 個別ページ

プリンセス

あたくしはプリンセス、マハロ(名前)。

ご先祖は、はるか遠い国、スコットランド。

名前の由来は、ハワイの現地語で「ありがとう」。

でも、出身は愛媛県。

気がついたら広島県。

あたくしはマハロ。

プリンセス、マハロ。

愛くるしさにオーナーもメロメロ。

 

プリンセス.jpg

 

 

ds-ccs (2008年12月28日 09:00) | 個別ページ

緊張する男

その男は、緊張していた。

電話のロープレの時も、たいそう緊張していた。

接客のロープレの時も、極度に緊張していた。

居残りロープレの時は、輪をかけて緊張していた。

そんなに緊張すると、

また指導員試験に落ちてしまうよ。

 

それに比べて、

白イルカのケーリャくんは、

リラックスしていたな。

顔を見ればわかる。

ほら。

 

白イルカ.jpg

 

ds-ccs (2008年12月26日 18:43) | 個別ページ

ルイ・ヴィト...

ある教習所で同行した指導員さんから、

韓国で買ってきたという名刺入れを見せてもらった。

 

ほんものそっくりさんである。

財布と合わせて5千円だったそうだ。

実によくできている。

 

しかし、40代独身男性が持っていると、

なぜかまったく本物に見えてこない。

それどころか、見れば見るほど偽物くさい。

 

私は名刺入れを返したあとで、

「結婚願望はないのですか?」と聞いてみた。

指導員さんは名刺入れを大事そうにポケットに収めながら、

「ありますけど・・・えへへへ」と笑った。

 

名刺入れ.jpg

ds-ccs (2008年12月24日 09:00) | 個別ページ

当たる

妻が不敵な笑みを浮かべて言った。

「裁判員制度の封筒が届いたのは、私くらいのものですわ。うふふ」

私の知人やお付き合い先でも、封筒が届いた人はいない。

妻は、引出しにしまい込んだ裁判所からの封筒を取り出して、私に見せてくれた。

何かが入っている。

 

宝くじだった。

 

妻は、普段当たらないものが当たったことから、

それにあやかりたいと宝くじを買ってきたのであった。

うーん...。

彼女は、大きな勘違いをしている。

人は一生のうち、普段当たらないものが当たることがある。

それは、町内会の役員だったり、車(交通事故)であったり、宝くじであったりする。

妻の場合、それが裁判員制度だったのだ。

従って、宝くじは当たらない。

 

絶対に。

宝くじ.jpg

 

ds-ccs (2008年12月22日 20:10) | 個別ページ

渋谷

渋谷.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

少し時間が取れたので、渋谷に行った。

かねてから関心があった巨大壁画を見るためである。

しばらく眺めた後で、振り返るとそこから駅前が見えた。

 

それにしても人が多い。

なんだろう、この人の多さは。

 

横断歩道待ちをしている人の数は、山間の小さな村の人口に等しいのではないか。

信号が替わり、みんないっせいに歩きだした。

道路がみるみるうちに黒い波に染まっていく。

 

壁画とは違う意味で、

再び鳥肌が立った。

 

ds-ccs (2008年12月21日 11:48) | 個別ページ

恋の終わり

「別れました」

ある指導員さん(Aさん)に同行した際、

何気に聞いた「彼女はいるのですか?」という私の質問に、

彼は静かに答えた。

Aさんは驚くべきことを言った。

「川崎さんも知ってる人ですよ」

「社長も知っていますし、みんな知っています」

 

それで、思い出した。

Aさんの彼女は同じ教習所の社員さんで、そのおじいさまは指導員をされている。

しかも大幹部である。

いい加減な付き合いは許されない。

 

しかし、ふたりの恋は成就しなかった。

 

私が「つらいね」と言うと、Aさんは「つらいですね」と言った。

 

 

ある作家がこんなことを本に書いていた。

人は恋愛を通じて初めて他人を本気で知りたいと思うのだそうだ。

そして、苦しむ。

生半可な気持ちでは、人を知ることなどできない。

女性は「どうしてわかってくれないのよ」と涙を流し、

男性は、わかりたいと思えば思うほど戸惑い、混乱し、きりきりと宙を舞う。

 

考えてみれば当たり前である。

まったく違う環境と価値観の中で20年近く育ってきた二人が、

愛しあってるからという訳のわからない理由だけで、理解できるはずはない。

理解できない、わかりあえないことを前提に付き合うのならまだ道は開けるが、

わかりあえて当然という能天気な誤解は、ほどなく壁に突き当たる。

この壁が高く、そして厚い。

 

しかし、人として真摯な態度で恋愛をする限り、

悩んで、苦しんで、泣き叫んで、罵りあって、お互い長い沈黙に耐え、眠れない夜を過ごす分、

いつか相手の幸せを真に思える恋ができるようになる。

そんな恋が、Aさんにもきっと待っている、

そう思うのである。 

 

 

ds-ccs (2008年12月14日 23:35) | 個別ページ